Oct. 24-26
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- Webex Calling がインドに支社を持つ多国籍企業と分散チームをサポート
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クラウド通話は、デジタル トランスフォーメーションに取り組んでいる企業にとって、ハイブリッド ワークの新たな要件を満たすための重要なツールです。クラウド通話は、優れたコラボレーション機能、よりシンプルな導入環境、強力な分析ツールを提供し、多くの場合、オンプレミス ベースのソリューションと比べて低コストで利用することができます。
インドをはじめ、多くの国でデジタル トランスフォーメーションが進んでいます。インドは世界で最も急速に経済が発展している国の 1 つであり、多くの多国籍企業の戦略的拠点となっています。クラウド通話は、世界各地に分散しているチーム間の効率的なコラボレーションを必要とする、インドの大規模なビジネス プロセス アウトソーシング (BPO) 業界に特に適しています。
最近まで、インドの電気通信局 (DoT) は、その他のサービス プロバイダー (OSP) を国内と国外で区別していました。そのため、国内の OSP はインド国外のデータセンターからホストされたサービスを利用できず、インド市場にサービスを提供することが困難でした。
さらに、インド電気通信規制庁 (TRAI) は、料金バイパス (長距離通信料金の回避) のために Voice over IP (VoIP) 電話を使用することを禁止しています。これは、インドでのサービス提供を計画している国際的なクラウド通話プロバイダーにとって重要な課題です。なぜなら、企業外部との通話の接続には現地の PSTN を使用する必要があるからです。
シスコは、インドにオフィスを持つお客様をサポートするために、継続的に技術革新を行ってきました。Cisco Unified Communications Manager (CUCM) をオンプレミス環境で利用しているシスコのお客様は、すでに論理パーティションを使用してインドにおけるオフィスの料金バイパス規制を遵守しています。
また、Webex もインドの規制の変化にいち早く対応してきました。2020 年にインドの DoT が国際的な OSP の規制を緩和した際に、シスコはインドの国際的なビジネス プロセス アウトソーシング (BPO) 企業向けに Webex Calling と Webex Contact Center の提供を発表しました。これにより、BPO 企業はクラウド通話やクラウド コンタクト センターを活用して、クライアントにより良いサービスを提供できるようになります。
Webex Calling は現在、世界 85 以上の国や地域でサービスを提供
このたび、次のステップとして、Webex Calling は、インドにオフィスを持つ、PSTN への接続が必要な多国籍企業をサポートできるようになりました。Webex Calling をお使いのお客様は、長距離の PSTN 通話や国際 PSTN 通話をローカル PSTN 接続を介してルーティングすることにより、料金バイパスの規制を遵守した場所ベースのポリシーを簡単に導入できます。在宅勤務のエージェントが VPN を使用して社内のネットワークに接続している OSP のお客様は、PSTN に接続して、海外のクライアントからのインバウンド コールやアウトバウンド コールを処理することができます。VPN 接続を行っていないユーザーは、こちらの Webex Calling の「Extend and Connect」機能を使用して、PSTN ユーザーと通話することができます。このソリューションでは、IT 管理者が通話記録をダウンロードすることで、監査コンプライアンス要件に対応することもできます。
シスコでは、管理者にインドの拠点との電話のやり取りについて有意義なインサイトを提供する新しい Webex Calling 分析を用意しています。通話データは、メディア品質ダッシュボードでほぼリアルタイムに確認でき、管理者は通話品質エクスペリエンスとそれを形成する要因を容易に監視することができます。
このようなポリシー管理を実施することで、組織はインドの支店に Webex Calling を展開し、現地の規制への遵守に万全を期すことができます。これらの規制要件に対応しながら、Webex Calling の強力な企業向け電話機能を組み合わせることで、企業やコンタクト センターのお客様に、世界 85 か国以上で利用可能な、包括的で柔軟なクラウド通話ソリューションを提供します。
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