Tags: ビデオインテリジェンス, Webex デバイス
私たちは、居場所や仕事のやり方にかかわらず、すべての人に素晴らしいコラボレーション体験を提供するというビジョンを掲げています。このビジョンには、以下のことが含まれています。
私たちは、このビジョンに合わせて快適なハイブリッド ワークをサポートする新しいデバイスと機能を発表しました。
数週間前、私たちはインクルージョンと相互運用性の目標達成に向けた大きな一歩となる機能を発表しました。シスコのデバイスは、Microsoft Teams Rooms をネイティブにサポートするようになります。リモート、オフィス、外出先でのコラボレーションに適した、完全なポートフォリオをご利用いただけます。
しかし Webex の取り組みはそこでは終わりません。私たちは、すべての人に公平なハイブリッド ワークを実現することをビジョンとして掲げており、そのためにやるべきことは分かっています。弊社の調査によると、働く人のうち 88% はオフィス内の体験に不満を持っています。特に大規模な会議室での体験は、インクルージョンの実現のために解決すべき課題です。トレーニング ルームや大ホールなど、大規模なスペースの人々が参加している仮想ミーティングに参加したときのことを考えてみてください。彼らの顔や声は十分に認識できましたか? 話している人を区別できましたか? 物理的な会議室内でのやり取りから状況を把握できましたか?
本日私たちは、大規模スペースでも人を引き付ける、インクルーシブで公平なミーティングの実現に向けた大きな一歩となるデバイスを発表しました。シスコ史上最も強力なコラボレーション デバイス、Cisco Room Kit EQ です。Room Kit EQ は、3 つの機能を通じて大規模スペースでのハイブリッド ミーティングを強化します。
高度な AI と機械学習: 公平な意見交換の機会を提供し、ビデオ会議疲れを軽減します。
強力な接続性: IT チームによるルームの展開、カスタマイズ、拡張を容易にします。
ミーティングの相互運用性: 複数のミーティング プラットフォームを使用しているお客様に、柔軟性と強力な統合機能を提供します。
AI を搭載した Nvidia プロセッサーを中核とする Room Kit EQ コーデックは、Webex のベストセラー製品 Room Kit Plus と比較して 20 倍高速な AI/機械学習エンジンを備えています。さらに EQ コーデックには、シスコが設計した中で最も高度なプリント回路基板が採用されています。強化された Cisco Quad Camera を搭載するこの製品は、高度なインテリジェンスを活用してミーティング参加者を検出し、大規模なスペースからの参加者を均等にフレームに収めます。
Room Kit EQ は拡張された接続機能も提供します。最大 3 台の外部ディスプレイと複数のアクセサリ (マイク、会議用カメラ、スピーカー、その他のルーム アクセサリ) を接続可能なため、大規模会議室や独特な形状のルームでも簡単にコラボレーション体験をカスタマイズ可能です。ユーザーは、1本の USB ケーブルだけでシームレスに BYOD モードに切り替えられます。
さらに、EQ はネイティブ RoomOS または Microsoft Teams Rooms ビデオ デバイスとして使用できますので、ユーザーの選択肢が広がります。
私たちは、ウェアラブル ポートフォリオの拡大も継続しており、お客様の選択肢に Cisco Headset 720 シリーズを追加しました。
リモート ワークとハイブリッド ワークでの最大の課題の 1 つは、多忙なコール センター、カフェ、共有オフィス スペースで発生する雑音の管理です。音声インテリジェンスを活用する Headset 720 シリーズには、AI 音声マイクが搭載されており、ミーティングで発言していない間はユーザーの環境ノイズが排除されますので、誰もが会話に集中できるようになります。上に持ち上げると音声がミュートになる 276 度回転するブーム アームも備えています。また、最大 23 時間の継続使用に対応し、Webex と Microsoft Teams に参加するための新しい単一のボタンも提供しますので、チームは優れた音声を確保してミーティングに専念できます。
Headset 720 Series と Headset 320 Series (今年初頭発売) はともに、来年早々に Microsoft Teams の認定を取得予定です。なお、弊社初の Microsoft Teams 認定周辺機器となった Cisco Desk Camera 4K は、すでに発売中です。
強力なハードウェアと革新的なソフトウェアを合体させれば、素晴らしいハイブリッド ワークを実現できます。たとえば、オフィス内でもリモートでも、すべての参加者が居場所を問わずに Webex ホワイトボード (11 月末に提供開始予定) を使用してアイデアを出し合い、共創することができます。
また Webex は、新しいミーティング エクスペリエンスとして、新しいミーティング レイアウト、画面上のチャット メッセージ、デバイスからのウェビナーへの参加の 3 つを発表しました。最新のミーティング内レイアウトは、今日のハイブリッド ミーティング プラットフォーム全体で発生する共通の課題を解決します。現在、コンテンツが共有される大規模ミーティングでは、ユーザーが一部の参加者しか見ることができないという制限があります。見える範囲が制限されている場合、参加者は多くの同僚からの豊富なフィードバックを受ける機会を失います。
この課題を解決するために、コンテンツ共有中に画面に表示できる人数を 19 名まで増やしましたので、ユーザーはより多くの人の反応をリアルタイムで確認できるようになりました。
また、Room OS の機能として、ミーティング中のチャットを文字起こしして表示する機能を導入します。どのレイアウトでも、ミーティング中のチャット メッセージがデバイスの UI に表示されますので、ルーム内の参加者は会話を目で追うことができます。これに加え、ミーティング参加者がデバイスから Webex ウェビナーに参加できる機能も発表しました。オフィス内の参加者がデバイスの周囲に集まってチームとして一緒にウェビナーを視聴できるようにするこの機能は、ハイブリッド勤務環境に最適です。
WebexOne 2022 では、Webex Control Hub のワークスペース インサイト機能も発表しました。IT 管理者は、ワークスペースの概要や最新の状況にアクセス可能になり、Control Hub 上で、スペースの空き状況や、使用用途、予約状況をリアルタイムに確認できます。履歴レポート機能では、ピークの使用時間帯や最も使用率の高いワークスペースを確認可能ですので、IT 部門は必要なデータを活用してリノベーションなど次のワークスペースに関する決定を下すことができます。
Webex チームのライブ デモを確認したい場合は、サインアップして、最新のデバイスを紹介する Weekly Walk-In にご参加ください。
その他の記事