Rent-A-Center 社が全面的にクラウド通話を採用した理由

On By David Leach1 Min Read
Women on couch waving to woman on screen during an online video meeting
計画していた大きな買い物、例えば新しいノートパソコン、大きめのソファ、高級感のあるテレビなどの購入を決める場合、製品がすばらしいだけでは不十分であることを、Rent-A-Center 社は知っています。購入までのプロセス全体を通したカスタマー エクスペリエンスも、同様に優れている必要があるのです。購入選択権付レンタル業界における米国大手企業の 1 社として、Rent-A-Center 社は顧客との強固な関係性を育み、優れたサービスを提供していると自負しています。顧客からの問い合わせについては、これを中断する余地はありません。しかしながら、Rent-A-Center 社のチームでは数えきれないほどのコミュニケーション ソリューションやコラボレーション ソリューションを管理しなければならず、そのため頻繁に問題が発生し、すべての顧客に最高レベルのサービスを提供することが難しくなっていました。「サービスとプロバイダーが、パッチワーク状態でした」と、Rent-A-Center 社の IT 運用担当エグゼクティブ ディレクター、Roger Travis 氏は述べています。「解決に何日もかかるようなサービス停止が多くありました。サービスを復旧させるため、複数のサービス プロバイダーと作業にあたっていました」。これが変革の時でした。チームは顧客との、また、事務所や 2,400 か所を超える店舗の同僚との連絡を取り続けるため、単一の標準業務用電話ソリューションを必要としていました。一元的に簡単に管理できるソリューションが必要だったのです。Cisco UCM Cloud で Webex Calling を始めましょう。

クラウド通話で大手小売企業を支援

Rent-A-Center 社は、Webex Calling を使えば、複雑なコミュニケーション要件を満たすのに十分洗練された信頼のおけるソリューションが得られるので、自社のコミュニケーションを合理化できると考えていました。わずか 2 か月間で、チームは 14,000 を超える電話を Webex Calling に移行しました。そして、移行のメリットはすぐに現れ始めました。購入選択権付レンタル業大手 Rent-A-Center 社は 100 万を超える顧客に、家具、家電、電子機器などの高額商品を、都合が付いたら購入できるというオプションの付いたフレキシブルなレンタル プランで提供しています。そのため、Rent-A-Center 社のコミュニケーションは、従来型のレンタル企業よりもうまく行う必要があります。「顧客が取引できるようになったら、いつでも、どこでも、どのような方法でも、顧客と接触できることが必要です」と、Rent-A-Center 社のエンタープライズ テクノロジー担当 VP、Erik Sabadie 氏は述べています。「当社は会計が 1 回だけで終わる従来型の小売業ではありません。当社と顧客とで契約を結んだら、当社はその契約のサービスを、契約期間を通してずっと提供していきます」。Rent-A-Center 社は、ブラック フライデーなどのピーク時に対応できるスケーラブルなソリューションも求めていました。さらに、何千か所もの事務所と店舗全体でハイブリッド勤務の接続性を維持したいとも考えていました。「組織としてコミュニケーション手段から当て推量を除ければ、顧客にもっと多くの時間を割くことや、顧客にとって重要な部分に真剣に焦点を当てることができます。店舗内でより価値の大きなものを推進することになります」と、Rent-A-Center 社の SVP 兼 CIO、Mike Santimaw 氏は述べています。Webex を使うことで、Rent-A-Center 社はこれらの目標をすべて実現できるようになりました。

ユニファイド ソリューションでコミュニケーションを変革

どこで仕事をしているかにかかわらず、Rent-A-Center 社の 14,000 人を超える全従業員は一貫性のある通話機能を利用しており、どのようなデバイスからでも簡単に接続することができます。また、Webex がホストする洗練されたコラボレーション機能も活用できます。こうした機能には、背景ノイズの自動除去、ミーティングの文字起こし、インテリジェント ビデオ会議、チーム内メッセージ機能、画面共有、デジタル ホワイトボードなどがあります。スケーラブルで管理が簡単な 1 つのクラウド通話ソリューションを使うことで、Rent-A-Center 社のチームは、以前のパッチワーク状態だったコミュニケーション ソリューションを定義付ける、コストのかかるマネジメントの時間と非効率性を大幅に削減しました。電話の転送や新しい番号の追加など、必要な変更はすぐに行うことができます。さらに、電話関連の問題数は劇的に減少し、損失の大きいダウンタイムと、ビジネスを逃す可能性が排除されました。今は、イノベーションと顧客へのサービス提供に一層注力できるようになっています。「コミュニケーションは障害ではなく、イネーブラーであるべきです」と、Sabadie 氏は述べています。「従来型の POTS 音声インフラストラクチャを超えて、一元化されたクラウドベースのプラットフォームに移行するのは、非常に大きなことでした。これによって、昔ながらの POTS プロバイダーでは注文してから履行までに何日も何週間も待つ必要があったところ、迅速に一元的に変更を行えるようになったのです」。
Rent-A-Center 社のクラウド トランスフォーメーションに関する詳細は、完全版のケーススタディとこちらの以前のブログをご覧ください。また、当社の通話プランも今すぐ詳しくご確認いただき、企業のコラボレーションを次のレベルに引き上げるのに Webex がどう役立つのかをお確かめください。
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David Leach
David Leach Senior Product Marketing Manager Cisco
David has been active in developing and delivering the business value-driven messages behind cloud and unified communications for 18 years, working for four innovators over that time.
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