Tags: Webex スイート, クラウド コミュニケーション
FedRAMP 認証を取得した Webex 向けプラットフォームを活用して、政府機関のコンプライアンスが及ばない範囲にも Webex の機能を拡張することができます。電話、ミーティング、メッセージ向けの業界をリードするセキュリティ、高度で直感的な管理、柔軟な展開。これらのすべてが組み込まれています。今回のブログ記事では、いくつかの主要な機能について説明します。これらを使用すると、組織で業界最高レベルのセキュリティを備える優れたコラボレーション エクスペリエンスを実現できるようになります。
複数の通信デバイスやさまざまなサプライヤの顧客間で同一の外観と操作性を提供できるのは、Webex のエクスペリエンスだけです。Webex アプリを使用すれば、ユーザーが使用するデスクトップ デバイスと同一の操作性と外観をスマートフォンで提供できます。電話、ミーティング、メッセージのすべてに拡張機能が備わっており、これらの各機能間でシームレスなやり取りを行えるようになっています。ボタン 1 つでメッセージからミーティングや電話に切り替えることができ、外部の組織との通信時には、組織内の職員とやり取りする場合と同じエクスペリエンスが得られます。FedRAMP のセキュリティとコンプライアンスは、スペースに追加された商用 Webex ユーザーにも適用されます。このようにゲストを加える際に、追加のライセンスや複雑な管理は不要です。
メッセージ、ファイル (デフォルトでオン)、ミーティングの本格的なエンドツーエンドの暗号化を利用できるのは、Webex だけです。選択次第では、暗号化キーをオンプレミスでホストしてアクセス権をさらに細かく制御することもできます。すべてのコンテンツは送信前に暗号化され、ネットワーク上の攻撃を受けにくくなっています。クラウドのコンポーネントが不正利用された場合でも、暗号化されたデータを入手したり、盗んだりすることはできません。メッセージやミーティングの情報を復号できるのは、承認された受信者だけです。政府機関向け Webex では、多要素認証やデータ損失防止、マルウェアからの保護機能によって、ユーザーやデバイス、コンテンツ、アプリケーション向けの保護機能が強化されています。また、FedRAMP 認証を取得した Cisco Cloudlock を使用して DLP (データ損失防止) をすぐに統合することができます。
Webex では、大半のコラボレーション ソリューションとは異なり、仕事で使用するアプリケーションにメッセージとミーティングを埋め込むためのツールが提供されています。Office 365 のハイブリッド カレンダーとファイル共有機能の ECM (エンタープライズ コンテンツ管理) が統合されており、Webex Experts on Demand と Google Drive ECM には 1 回のクリックで Webex の機能を起動できるオプションが用意されています。すぐにミーティングを開始したり、Microsoft Outlook でミーティングをセットアップしたりすることができます。政府機関向け Webex では、画面サイズやレイアウトなどをカスタマイズするための API が多数提供されており、画面共有、ホワイトボード、ファイルの表示と共有をミーティングで利用できるようになっています。
政府機関向け Webex の Control Hub は、セキュリティ、ミーティング、メッセージ、イベント向けの単一の管理ツールです。こちらのツールを使用して、ユーザーのプロビジョニングやセキュリティ パラメータの設定、トランスクリプションや字幕などの機能の有効化を行うことができます。また、分析機能が用意されており、デバイスの利用状況やミーティングに関する統計などを把握できます。トラブルシューティングは特にパワフルな機能で、リアルタイムのミーティング診断やネットワークの問題の表示、ミーティングに参加して問題を診断する機能などを利用できます。Control Hub には、必要な情報をすばやく検索して表示できるダッシュボードやレポートも用意されています。
政府機関向け Webex を活用すれば、柔軟性に欠ける単一のプランに縛られることがなくなります。クラウドでホストされる電話とオンプレミスの電話を同時に実装することが可能なため、組織に合ったペースで移行プランを提供したり、クラウドにアクセスできない場合に備えてオンプレミスの電話を保持したりすることができます。どちらのプランを選んでも、すべてのデバイス、卓上電話、コンピューター、スマートフォンにおいて同一の電話エクスペリエンスが得られます。
W4G Flex 3.0 のオファーでは、どのお客様も共通のライセンスおよびサブスクリプション モデルを通じて、利用するオンプレミス ソリューション (Webex Calling または Webex Meetings)、クラウド ソリューション (Webex Meetings、Webex Messaging、Webex Cloud Calling with UCMC-G)、デバイスを選ぶことができます。Cisco Collaboration Flex Plan – Cisco Collaboration Flex Plan for Public Sector Calling Data Sheet – Cisco
政府機関向けの Webex は、組織で FedRAMP のコンプライアンスを遵守する必要がある場合に最適なソリューションです。
新たに拡張されたシスコの Web サイトをご覧ください: Secure Collaboration | Webex For Government
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