オフィス勤務の再開
私たちの働き方は一変しました。 ちょうど 1 年前に発生した新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くの組織では従業員の在宅勤務を余儀なくされました。チーム メンバーのつながりを確保し、情報を提供し、生産性を維持するため、多くの場合テクノロジーやツールへの追加投資が行われました。 そして安全なオフィス勤務再開に取り掛かろうとしている現在、従業員のコミュニケーション、ミーティング、トレーニングに関して、企業は新たな課題に直面しています。 これまでずっと、従業員のコミュニケーションは企業文化の最も重要な位置を占めてきました。 特に変化の激しい時期には、組織の成功のためにも従業員の安全のためにも、効果的なコミュニケーションが不可欠です。 オフィス勤務を再開するにあたって必要となる、組織からの連絡事項を従業員が確実に受け取れるようにするには、オフィスや、今はもう自宅オフィスに存在するデバイスを活用するのが一番です。 会議室、ハドル スペース、個人のデスク、あるいは廊下や人が多く行き交う場所など、各所に設置されたディスプレイで、場所を問わず全従業員に向けて重要な最新情報を伝えることができます。
包括的なオフィス環境向けプラットフォーム
Appspace 社は長年にわたって、企業が実施しているコミュニケーションの取り組みを、メールやインスタント メッセージのような従来の方法とは違う新たな形へと広げるための支援を行ってきました。 Cisco SolutionsPlus パートナーである Appspace 社は、包括的なオフィス環境向けプラットフォームを提供しています。このプラットフォームで提供されるデジタル サイネージやスペース予約機能を有効にすることで、Cisco Webex デバイスを最大限にご活用いただけるようになります。 このたび、業界最高水準の従業員コミュニケーション ツールとスペース管理ソリューションを Cisco Webex 環境にさらに簡単に統合できるようになりました。 新しい Control Hub の設定で、Appspace のデジタル サイネージを追加費用なしで有効化できます。
新登場の Appspace Lite
Cisco Webex のデバイスで Appspace をすぐ簡単に使えるようになる Appspace Lite がこのたび新たに登場しました。 Appspace Lite は Cisco Webex Control Hub でネイティブに利用できるようになっています。シスコのお客様であれば、ご利用中の Cisco Webex デバイスですぐに Appspace をご使用いただけます。追加費用は発生しません。 数回のクリックで Appspace を有効化できます。デバイスの数に制限はなく、オフィスでも従業員の自宅オフィスでも利用できます。 ユーザーが簡単にカスタマイズできるさまざまなテンプレートが用意されています。シンプルなお知らせやグラフのほか、さまざまなフィードやソーシャル メディア プラットフォームと統合したレイアウトもあります。 Appspace プラットフォームのコンテンツは、閲覧しやすいようにチャネル別に整理されています。 Appspace Lite のアカウントがあれば、Cisco Webex に特化したコンテンツが見られる専用チャネルにアクセスできます。新たなハイブリッド勤務環境で活用しているデバイスについての詳しい情報を従業員が入手できるようになり、テクノロジーの導入が進むとともに、投資効果も向上します。
Appspace ユーザーは、個人のメッセージ機能を企業向けのメッセージ機能に統合可能
Appspace プラットフォームは、さまざまなデバイスにコミュニケーション コンテンツを表示するだけではありません。 真のオフィス環境向けプラットフォームである Appspace のユーザーは、自分個人のメッセージ機能を Cisco Webex のような企業向けのメッセージ機能に統合することもできます。 職場のスペースは、おそらく 1 年前とは見た目も使い方も違うものになるはずです。 Appspace を使えば、オフィスの予約可能なスペースを簡単にマップ化できます。人数制限のモニタリングや接触者追跡の管理ができるほか、組織が適切と判断すれば、ホットデスク型のハイブリッド勤務環境への移行にも対応できます。 ユーザーは、デスクトップの Appspace や新しい Appspace Employee App を使って、会議室やデスクのほか、駐車場も簡単に予約できます。 こうした機能もすべて、シスコのプログラムやハードウェアと互換性があります。 現在、この統合機能は追加費用なしでご利用いただけます。満を持しての登場です。 オフィス勤務の再開について検討するチームがますます増加していますが、確かなことが 1 つあります。それは、移行を成功させるためには、コミュニケーションが不可欠だということです。 会議室のディスプレイがアイドル モードのときは、清掃の手順や人数制限、室内の機材の使い方を表示して、従業員の記憶を呼び覚ますことができます。 オフィス勤務再開にあたってホットデスク型環境を採用することにしている組織では、Webex Desk Pro などのデスクトップ ソリューションで、こうしたメッセージを強化できます。 デバイスの一部は従業員の自宅オフィスでも使用されているでしょう。 Appspace Lite を使えば、従業員がどこにいようと、これらのデバイスを利用して、実際のオフィス環境にいるのと同じように情報を提供し続けることができます。
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