バングラデシュ人の小さい酪農場の経営者は、飼牛の医療相談を受けたいときや、酪農場の利益向上に向けた戦略の計画についての助言が必要なとき、すぐに支援を受けられます。世界の超一流の専門家といつでもつながることができるのです。 しかし、サポートを受けることは、かつてはこれほど簡単ではありませんでした。
オンライン ミーティングで世界のチームと酪農家をつなぐ
Tetra Laval Group は、長年にわたって世界中の小規模酪農家に支援を提供しています。このグループは、Tetra Pak、Sidel、DeLaval の 3 社で構成されており、各社とも食料の効率的な生産、加工、パッケージ向けのテクノロジーに焦点を当てています。 Tetra Laval Group 内で、Tetra Pak と Tetra Laval Food for Development のチームは地域の酪農の発展のためにコラボレーションを行っており、収穫インフラストラクチャとサプライヤー管理を支援しています。また Tetra Laval Food for Development のチームは、小規模酪農家とも連携して、家畜の健康、牛乳の生産量、酪農場の収益性の改善に取り組んでいます。 かつては、酪農家への支援 (ミーティング、コラボレーション、および酪農家への教育) の大半は対面で行われていました。 Tetra Laval Food for Development のプロジェクト マネージャーである Romulo Alvarado 氏は次のように述べています。「パンデミックの発生前、私は時間の半分を移動に費やしていました。パートナーと目を合わせて話すのはとても重要なことです。信頼できる関係を築かなければなりませんから」 今日も対面の目と目を合わせたやり取りは続いていますが、パンデミックの発生とそれに伴うオンライン型コミュニケーションへの大規模な移行によって、現在はその多くはリモート形式で実施されています。 「パンデミック発生後もトレーニング セッションを継続する必要があったため、私たちにとって効果的な手段を見つけなければなりませんでした」と Tetra Laval Food for Development のプロジェクト マネージャーの Lynda McDonald 氏は述べています。「そこでシスコと直接連携し、私たちの具体的なグローバル トレーニングのニーズに対応する Webex を活用することになったのです」 以前は、ミーティングは 3 か月に 1 回の頻度で行われていました。Tetra Laval は、もっと頻繁にミーティングを実施し、迅速に、簡単かつ効果的に参画してもらうために、このプロセスを合理化する手段を探していました。 「Webex を使用するアプローチの良いところは、世界のさまざまな場所からより多くの人が同じミーティングに参加できることです」と Alvarado 氏は言います。 このアプローチには、時間の節約、そしてコラボレーションの大幅な強化の面で、明らかなメリットがあります。「より多くの人がアイデア、経験、インサイトを共有し、お互いから学ぶことができる環境が整いました」と Alvarado 氏は語っています。リアルタイム翻訳を通じて関係を構築
異なる言語を話し、幅広い文化を背景に持つ農業従事者と専門家とのミーティングも、Webex のリアルタイム翻訳を使用してシームレスに実施できるようになりました。参加者は、ミーティングの会話を 100 を超える言語に即座に翻訳することができます。 Webex には、この他にも居住地域、言語、コミュニケーション方法を問わずにすべての参加者が平等のエクスペリエンスを得られるようにするさまざまな機能があります。たとえば、ジェスチャー認識、ノイズ除去、カスタム レイアウト、自動文字起こしは非常に有益です。ミーティングの内容を録画し、セッションに参加できなかった人と内部的に共有することもできます。 これらの機能は、障壁を取り払うのに大きく貢献しました。世界中の酪農アドバイザーがたずねた質問に対して、リアルタイムで自分の言語に翻訳された回答を得ることができるため、参加者の意欲が高まります。「参加者は、座って話を聞いているだけはなくなり、セッションの一員であるという自覚を持つようになりました」と Alvarado 氏は述べています。 Tetra Laval Food for Development のチームにとって、関係の構築はトレーニングとコミュニティとのかかわりにおける重要な要素です。時機が来れば移動は再開されるでしょうが、将来のエンゲージメントは対面とリモートを融合したハイブリッドなアプローチになるでしょう。 McDonald 氏は次のように述べています。「私たちは、長年にわたって対面型のエンゲージメントや現場の生の声に耳を傾けることで評判を確立してきました。多くの会話を交わせば意欲や関心が強まります。つまり、コレボレーションが強化され、より多くのことを知ることができるのです。これまでとは異なるやり方が必要になりましたが、この時間は私たちにとって非常に重要でした。私たちはこの困難を乗り越え、さらに強く団結しました」Tetra Laval Food for Development が酪農に関する専門知識を共有した方法の詳細については、こちらをご覧ください。チームのつながりを支援する Webex Meetings の詳細も確認ください。その他の記事 Webex でオンラインのカスタマー エクスペリエンスの変革に取り組む信用組合 Webex アプリのリアルタイム翻訳、検索パフォーマンスの改善、その他 3 月の更新 Webex の最新情報: 2022 年 3 月