Cisco Webex Meetings 39.9: ビデオ会議の便利な機能について知る

機能的な改善がそれほど大きくなくても、大きな違いを生み出すことは可能です。 Webex Meetings の 39.9 アップデートでは、ビデオ会議をより簡単に、より効率的にし、利用時の煩わしさを軽減するための小規模な新機能の導入や、機能のアップデートを実施しています。 Webex Meetings 39.9 の会議で使用可能な便利な機能は次のとおりです。

Webex.new
ビデオアドレスを短縮
イベントやミーティング実施時に集中力を削ぐものをビデオから軽減
iPad の仮想背景のサポート
Webex Teams ロビーアンバサダー
Web App のサポートを強化

パーソナル会議室へのショートカット

Google による .new ドメインの発表により、Webex.new、letsmeet.new、mymeet.new を導入しました。一般的なタスクへのショートカットは、ブラウザからアクセスできます。 Webex.new は、任意のブラウザからパーソナル会議室に直接移動できる新しいショートカットです。 Webex Meetings Desktop アプリにサインインしていることを確認してください。サインインしていない場合は、最新のアプリを入手するためのダウンロードページに移動します。

ダイヤルする指を休ませる

ビデオデバイスを使用して Webex ビデオ会議にダイヤルする場合、入力するアドレスが短くなりました。これは、ミーティング番号と Webex アドレス形式のみを含む短縮された共通のビデオアドレスが作成されているためです（例：123456789@webex.com）。参加するサイトの ID（123456789@acecloud.webex.com など）を入力する必要がなくなりました。この新しい形式は、Webex デバイス、Skype for Business ユーザー、およびサードパーティ製の標準ベースのビデオデバイスで使用できます。これは、Android と iOS の両方のモバイルでもサポートされています。この機能は現在ベータ版であり、今年末までに一般に利用できるようになります。

Webex Events ビデオの管理の改善

Webex Events または Meetings の通話を主催したことがある場合、時折ビデオ参加者がミーティング中に集中力を削ぐような作業を行っているのを目にしたことがあると思います。今までは、電話をかけたり、個別にメッセージを送信したりする以外に、すぐに対応することはできませんでした。今回のアップデートによって、ビデオをオフにするだけで、ミーティングの進行をスムーズに進めることができるようになりました。主催者は、特定の参加者のメインのビデオウィンドウをロックし、元の参加者のビデオをオフにすることなく参加者を切り替えることもできます。クリックする回数が 1 回減り、非常に便利です。この機能はモバイルでも利用可能です。

iPad で仮想背景を選択

iPhone 以外のユーザーも仮想背景を使用できるようになりました。 Webex Meetings に参加する iPad ユーザーも、保存済みの写真から好きな背景を選択して表示することができます。これは、iPad Pro を使って自宅からミーティングに参加する際に、よりプロフェッショナルなオフィスのような背景で散らかったキッチンを隠す必要がある場合に便利です。ぼかし背景は引き続きサポートされます。

iPad でミーティングの仮想背景を選択

Webex Teams から参加してもらう

今までは、主催者が Webex Teams から参加しており、ミーティングの参加者をパーソナル会議室に追加する手段がないことから、参加者は会議の開始後もずっとロビーで待機する必要が。 Webex Teams の主催者は、ロビーで待機している人がいる場合に通知を受け取り、承認できるようになりました。この機能は、多くの人が重宝するであろう、いらだちを和らげるようなものです。

Web App のブラウザサポートが強化

Chrome や Firefox に加えて、音声、ビデオ、共有（高フレームレートコンテンツを含む）機能を備えた Microsoft Edge ブラウザで Webex Meetings Web App が完全にサポートされるようになりました。 Safari では、Web App は現在、コンピュータの音声とビデオをサポートしています（Safari については、Apple によって共有は依然として利用不可になっています）。これにより、Webex Meetings は、会議ツールを提供するベンダーの中で最も広範なネイティブウェブブラウザに対するサポートを提供できることをうれしく思います。

これらは便利な機能ではありますが、39.9 ではさらに多くの機能をご提供しています。詳細については、Webex ヘルプセンターの Webex Meetings Suite（WBS39）の新機能を参照し、「WBS39.9」をクリックしてください。