シスコは先月、Webex Suite を新たに発表しました。同製品は通話、会議、メッセージなどの最先端ソリューションを集約した、包括的なプラットフォームです。 Webex Suite 全体の根底にあるのはシンプルさとセキュリティです。各業界のお客様にとって喫緊の課題は、簡単かつ安全にコラボレーションできる環境作りです。それが顕著なのが防衛・政府機関です。 そうしたニーズに応えて、高セキュリティのコラボレーション環境を提供することはシスコの中核業務です。 それを裏付けるのが、アメリカ国家安全保障局が発行した最新ガイドラインです。その中でシスコの Webex は、安全なコラボレーションサービスの分野で業界トップにランク付けされています。 Webex のユーザ、コンテンツ、アプリケーション、デバイスの全体をエンドツーエンドのセキュリティで保護できるよう尽力しており、今回の結果はその成果だと考えています。
Webex for Defense
シスコでは、防衛・政府機関に高セキュリティのコラボレーションソリューションをすでに提供しています。 たとえば Webex for Defense は、米国国防総省(DoD)向けに特別に構築されたコラボレーションソリューションです。 本製品は国防情報システム局(DISA)から、DoD Impact Level 5(IL5)で運用するための暫定的な承認を受けています。国防総省の国家安全保障システム、管理対象非機密情報、および業務全般(通話、会議、メッセージ送受信を含む)に関わるミッションクリティカルな情報を、エンドツーエンドで扱います。 Webex for Defense は包括的なコラボレーション ソリューションであり、DISA が管理するクラウドアクセスポイントを介して国防総省の情報ネットワークに接続され、シスコがホストする DoDIL5 認定データセンターから配信されます。 Webex for Defense は Webex の各種デバイスポート全体とシームレスに統合しており、電話機から PC、ビデオデバイスまで、幅広い機器を安全に接続できるのが特徴です。 管理者とエンドユーザには必要な操作機能がすべて提供されるため、国防総省のパートナーなどの外部ユーザが加わっても、シームレスで安全なコラボレーションが可能になります。もちろん機密データの漏洩リスクは徹底的に排除されています。 また会議のコンテキストや機密度合いを表示できるため、必要な場合は各機関に固有のポリシーを管理者や主催者が会議に簡単に適用できます。 別の重要ポイントは Webex for Defense の通話機能です。これは業界をリードする Cisco Unified Communications Manager をベースに構築されており、ローカルサバイバビリティ機能を含む大規模な機能セットも移植されています。
堅牢なセキュリティが特徴の公共部門向けソリューション
シスコはテクノロジーとセキュリティの信頼できるリーダーとして、お客様のセキュリティとプライバシーを全製品・全機能の最優先事項に掲げています。成熟した開発手法と透明性の高いプライバシー体制で生み出された Webex のセキュリティ仕様は、DoDIL5 が定める厳格な基準さえも超えています。 さらに、防衛機関向けの製品だけでなく、連邦機関および防衛産業基盤のお客様に向けて、edRAMP(米連邦リスク管理認証プログラム)の認証を取得した Webex for Government も提供しています。 シスコは両製品の提供を通して、安全なコラボレーションソリューションを幅広い公共部門に提供できるよう努めています。
関連資料: Webex ウェビナー:Secure Collaboration for the Department of Defense [英語]Webex for Government [英語] Our Commitment to Bring the Best of Webex to our Government Customers [英語] Webex FedRAMP のセキュリティアドバンテージ(Webex FedRAMP Security Advantage)