Webex の最新情報をご覧いただきありがとうございます。 このエディションでは、6 月の最新情報と年内に提供を開始する新しい機能のプレビューを紹介します。 これからはハイブリッドワークの時代であり、最適なハイブリッドワークソリューションを導入すれば、柔軟、包括的、支持的、セキュア、マネージドという特性を持つ、優れた働き方が可能になります。 Webex は、ハイブリッドワークに最適なエクスペリエンスを実現することに重点を置いています。 今月のリリースのハイライトとしては、ハイブリッドワーク向けに設計された新しい Webex Suite と新しい Webex Events のエクスペリエンスの導入が挙げられます。 シスコはこのたび、Slido の通話、ミーティング、メッセージ、投票/Q&A と Events を融合して最善のハイブリッドワークのエクスペリエンスを実現する、まったく新しい Webex Suite を発表する運びとなりました。 Webex Suite は、ユーザーと IT 部門向けの 1 つの包括的な機能セットにより、組織全体で素晴らしいハイブリッドワークのエクスペリエンスを実現する設計となっています。 シスコはまた、対象者にとってより魅力的でインタラクティブなイベントのエクスペリエンスを幅広く実現する、機能強化されたウェブキャストおよびウェビナーモードにより、Webex Events に改良を加えました。 これらは 6 月に提供を開始する強力な機能の一部にすぎません。 以下で引き続き詳細をご確認ください。 ミーティング メッセージ 通話 イベント デバイス 統合 コンタクトセンター Control Hub、セキュリティ、およびエッジデバイス 準備中
ミーティング
Slido の投票および Q&A より魅力的なミーティングのエクスペリエンスを実現するために、Slido の投票および Q&A 機能が Webex にネイティブで統合されました。 6 種類の投票オプションとライブ Q&A でより魅力的なミーティングのエクスペリエンスを実現できます。 追加料金や構成のアップデートは必要なく、すべてが Webex Meetings と Webex Suite に含まれています。 カスタムレイアウト:ステージのみのビュー Webex のカスタムレイアウトにより、ユーザーはすでに柔軟性を大幅に向上させ、ドラッグアンドドロップ機能で自分が見たい情報に集中できるようになっています。 現在では、主催者または共同主催者として、対象者のビューをキュレートできます。 参加者のビューをステージのみに制限できるため、全員がステージ上の情報を確認するとともに、他の参加者やパネリストの目障りになる情報を制限できます。
Webex ミーティングの主催者による特定の参加者の非表示 望ましくない参加者のビデオがミーティングの妨げになる事態を防ぐことができます。 主催者と共同主催者は、強化されたモデレーション制御により、個人の参加者のビデオをミュートしたり停止したりできるようになります。 リモートの参加者はミュートを解除できますが、このオプションを使用することにより、主催者はいつでもすばやく目障りになる情報を削除できます。
メッセージ
メッセージのピン留め ユーザーから最もリクエストの多かったメッセージ機能である、メッセージのピン留めが使用できるようになりました。 この機能により、1 対 1 やグループのスペースで重要な情報を迅速かつ簡単に見つけることができます。 すべてのユーザーが、スペースでメッセージ、リンク、またはコンテンツをピン留めし、新しいピン留めされたメッセージのヘッダーで表示したいピン留めされたメッセージを選択できます。
スペースのリンク これからは、メッセージを作成するときに @mention を使用することにより、ユーザーをリンクするのと同じ方法でスペースをリンクできるようになります。自分が参加しているスペースのリストだけでなく、スペースのユーザーのリストも提供されるようになります。 スペースのリンクを貼ると、連絡先にハイパーリンクが設定されたスペースの名前が表示され、簡単にアクセスできるようになります。
通話
Chromebook での通話(Webex アプリ)Chromebook は、Google の生産性向上ツールを使用している学生や企業に人気があります。ARM および x86 Chromebook で Unified CM の通話機能と Webex Calling を使用できるようになりました。 ユーザーは、Chromebook と Android フォンで Webex アプリを同時に使用できます。 Webex Calling による通話録音の強化 Webex では、Webex Calling と UCM Cloud のすべてのユーザーが Dubber Go の便利な通話録音機能を使用できるようになりました。 統合された Dubber Go のサブスクリプションにより、30 日間再生とダウンロードが可能な無制限の通話録音などの通話録音機能に無料でアクセスできます。 Webex.com からの通話プランの購入 Webex には、すべてのユーザーの電話番号、高度な通話機能、無制限の市内および国内通話と(分単位で使用料を支払う)国際通話を含む通話プランが用意されています。 勤務先電話番号で電話を受発信できます。 自身に合ったプランを選択し、数分で使用を開始できます。
イベント
まったく新しい Webex Events の導入 新しい Webex Events サービスは、ビデオを中心とした、インテリジェントで使いやすい、クラス最高レベルのバーチャルイベントのエクスペリエンスを実現します。 主催者は、インタラクティブで非常に魅力的なイベントを開催できるウェビナーモードと出席者とのやり取りを制限したイベントを開催できるウェブキャストモードのいずれかを選択します。 主催者、パネリスト、および参加者には、最新のスケジュール設定機能、Webex Assistant、ミーティング内でのリアクション、ジェスチャーなどの強化されたエクスペリエンスが幅広く提供されます。 ウェビナーモードは最大 1 万人の出席者をサポートし、新しいウェブキャストモードでは 10 万人までの大規模イベントを開催できます。
Webex デバイス
Webex Assistant for Devices でのフランス語とスペイン語のサポート Webex Assistant for Devices は、職場における一般的な会議室のニーズに対応する、ゼロタッチの音声起動ミーティングおよびデバイス制御機能を提供します。 やり取りに使う言語に英語、フランス語、スペイン語を設定できるようになりました。 パーソナルモードに設定したデバイスでの Webex スペースへのアクセス Webex デスクデバイスから、Webex スペースのユーザーとコラボレーションしたりやり取りしたりできます。 Webex アプリと組み合わせることにより、スペースのすべてのユーザーに電話をかけたり、それらのユーザーとホワイトボードを共有したりできます。 この機能は、Webex Room シリーズや Webex Board などの共有デバイスでこれまで提供されてきたエクスペリエンスと同じです。 Webex Edge for Devices のクラウドペアリング機能 オンプレミスの登録済みの Webex デバイスで使用できる、アプリケーションペアリング用のオプションを追加しました。 Webex Edge for Device サービスでフルクラウドシステムと同じペアリングオプションを設定できるようになりました。 これにより、アプリケーションユーザーは最近使用された Webex デバイスや近くにある Webex デバイスを検出してそのデバイスに接続したり、部屋名を入力して手動で検索を行ったりできます。 まったく新しい Webex PTZ 4K カメラ最新の Webex 4K カメラが登場しました。 新しい AI 搭載 4K UHD パンチルトズームカメラは、どの角度からでも発言者に焦点を合わせて完璧なビューを実現する最適化されたフォーカス機能と最大 240 倍のズーム機能を備えています。 これにより、リモートの参加者にも同じ部屋にいるかのような自然なミーティングのエクスペリエンスがもたらされます。 Webex ワイヤレスおよび MPP フォンファームウェアのアップデート マルチプラットフォームファームウェアを搭載した Cisco IP フォンの大規模アップデートを行います。 この新しい 11.3 リリースでは、68xx、78xx、88xx デスクフォンの主要な機能が強化されます。 こうした機能には、オンプレミスでのダウンロードを高速化してクラウドへの移行を容易にする機能、不用意なアップグレードを防ぐ機能、アラビア語とヘブライ語のサポート、Webex Calling の Interactive Connectivity Establishment(ICE)によるメディアパス最適化、スパム コールの表示などが含まれます。
統合
Prezi:Webex Meetings に Prezi Video を接続することにより、さらに動的、インタラクティブ、かつ魅力的な仮想プレゼンテーションを実現できます。
コンタクトセンター
Webex アプリを統合した協調的なコンタクトセンター Webex Contact Center のエージェントは、新しい Webex アプリを統合したエージェントデスクトップから直接、エキスパートチーム全体に関与できます。
Control Hub、セキュリティ、およびエッジサービス
トラブルシューティング:新しいイベントと大規模ミーティングのサポート IT 管理者は、重大な品質の問題が起きている特定のイベントの参加者やパネリストをリアルタイムですばやく探して特定できます。 トラブルシューティング:新しいイベントと大規模ミーティングのレポート 新しい履歴データレポートでは、大規模イベントもカバーされており、1 つのレポートで過去のすべてのイベントにアクセスできます。 トラブルシューティング:追加の遅延およびパケット損失指標 音声、ビデオ、およびコンテンツ共有に関する追加の遅延およびパケット損失指標により、IT 管理者は参加者の詳細ビューで異常なネットワークの動作のトラブルシューティングを行えます。
準備中
デバイス Webex は、ハイブリッドワークのコラボレーションエクスペリエンスに新しい機能のイノベーションをもたらします。これには、Webex デバイスの RoomOS 10 も含まれます。 新しい使い慣れたユーザーインターフェイスと Webex アプリの制御機能が連携します。 またこの新しいオペレーティングシステムでは、タッチベースの操作によって、簡単なタスクの切り替え、マルチタスキング、およびカスタムレイアウトのすべてがサポートされます。 ミーティング 背後の話し声の除去:My Voice Only 自宅やオフィスの話し声の大きい同僚がミーティングの妨げになっていませんか。 Webex の音声機能が大幅に強化されました。 [自分の声だけ(My Voice Only)] を選択すると、Webex のスマート音声機能によって自分の話し声だけに焦点が絞られ、背景ノイズと後ろにいる人の話し声が除去されます。
私たちと同じように、皆さんにも今月のすべてのイノベーションに感動していただけると幸いです。 シスコでは、今後もイノベーションを実現して新しい機能を追加していきます。 7 月に公開する製品の最新情報もぜひご覧ください。
新しい Webex Suite の詳細をご覧のうえ、このスイートが組織におけるハイブリッドワークへの対応にどのように役立つのかをご自身の目でお確かめください
リソース Webex Suite の詳細情報 新しい Webex アプリに切り替える準備はできていますか? 詳細情報 Webex のオンラインミーティングに参加 Webex の詳細を確認し、今後開催予定のトレーニングセッションに参加 毎日行われる製品デモを見る Webex にサインアップ 包括的な未来の働き方の実現:シスコが、ハイブリッドワークとハイブリッドイベントを実現して均等な機会と発言権を確保する、Webex のイノベーションを発表(プレス リリース)