新しい RoomOS エクスペリエンス: RoomOS 11 の紹介

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RoomOS11
大変好評いただいている Webex デバイス向け RoomOS のさらなる向上を目指して、この数年の間、私たちはお客様とパートナーの声に耳を傾けてきました。UX 調査担当者とデザイナーは、包括的な調査を実施し、さまざまなコンセプトを検討してきました。その結果、WebexOne 2021 で発表した RoomOS 11 が誕生しました。 RoomOS 11 RoomOS 11 は単なる更新バージョンではありません。これは、オペレーティング システム全体を進化させ、お客様とパートナーの生産性を高め、Webex デバイスを通じた新しいワークフローの公開を可能にする大規模なプロジェクトです。たとえば、Webex Board Pro や Webex Desk Mini などの新製品では、ハードウェアとソフトウェアが連携して、完全な相乗効果を生み、どこにいても、どのデバイスからでも仕事を成し遂げることができます。デバイス上のあらゆるものがアプリとして実行されます。このモジュール性によってナビゲーションとタスクの切り替えが簡単になり、コール制御、デバイス制御、サードパーティ製アプリケーションの違いがより明確になります。 Desk および Board 製品で 2022 年の初めにすべてのお客様向けにオプトインとして提供される RoomOS 11 について、ユーザー インターフェイスの大きな変更点をいくつか紹介します。RoomOS 11 は Webex Control Hub で簡単に有効にできます。

Desk および Board シリーズの新しいユーザー スワイプ エクスペリエンス

新しいユーザー エクスペリエンスとオペレーティング システムのコア コンセプトの 1 つはマルチタスク機能です。つまり複数のワークフローを同時に開くことができます。新しいオペレーティング システムでは、この操作をスワイプと同様の簡単な操作で行うことができます。ホーム画面にすばやくアクセスし、通話を終了することなく、今後のミーティング、ホワイトボード、PC 入力、サードパーティ アプリケーションなどの重要な情報を確認できます。 アプリケーションを切り替える場合は、スワイプと同様にシンプルな、新しい組み込みのタスク切り替え機能を使って、必要なアプリケーションを選択したり、閉じたりすることができます。最も優れている点は、すべてのアプリケーションがそれぞれ独自に実行されるため、どの作業も見失うことなく、思い通りにマルチタスクを実行できることです。

アクセスしやすくなったデバイス設定

今回行った改善点の 1 つとして、アクセスしやすい 1 つの場所でより多くのデバイス設定を確認できるようにしました。ユーザーは、いつでも右上にある設定ボタンをタップするか、右からスワイプするだけで、インテリジェント カメラやマイクの設定などの機能にアクセスしたり、画面の明るさを制御することができます。オペレーティング システムの進化に合わせて、このメニューにさらに多くのデバイス設定を含めることを検討しています。

通話中の新しい PC 表示エクスペリエンス

今回の最も大きな変更の 1 つは、通話中に PC を表示するが共有はしない場合の視覚的なエクスペリエンスに関するものです。ユーザーがこれら 2 つのアプリケーション (ミーティングと PC の表示) を同時に実行しながら、リモート コンテンツ共有も確認できるようにし、さらにこの 2 つのアプリケーションをそれぞれに必要な詳細レベルに合わせて拡張する機能も加えて、このエクスペリエンスを改良しました。 通話中

通話中

また、通話中のルック アンド フィールドを一新して、最も重要なコントロールにアクセスしやすくし、ミーティングでコンテンツをどのような方法でも伝えることができる、柔軟性に優れた最新のエクスペリエンスを含めています。このエクスペリエンスは今後さらに調整を重ねて直感的になり、ユーザーはラップトップやモバイル デバイスで Webex Meetings に参加するだけでなく、会議室やデスクにいるのと同じような感覚を得ることができます。さらに、ロゴ、色、壁紙、タイポグラフィが変更されたので、刷新された鮮やかなエクスペリエンスを実感できます。 通話中

ホワイトボードとコンテンツ ブラウザー

お客様から、以前の UI ではファイルやホワイトボードへのアクセスに若干問題があるとの声がありました。そこで、機能を 1 つの新しいエクスペリエンスに統合し、ユーザーが 1 つのアクセスしやすいスペースで、すべてのホワイトボードとファイルに簡単にアクセスできるようにしました。タスク切り替え機能を使用して、これらのファイルやホワイトボードを簡単に切り替えることもできます。全体的に、エクスペリエンスがスムーズになっています。 ここで紹介したのは、RoomOS 11 でリリースされる新しいエクスペリエンスのほんの一部です。会議室からデスクまで日常のワークフローでデバイスをさらに使いやすく、便利なものにするために、今後数か月間でさらに多くの機能をリリースする予定です。今後登場する機能には、People Focus、インテリジェント カメラを使った室内での人物のトリミング機能の改善、Slido や Hotdesking といった組み込みアプリなどがあり、Webex プラットフォームに接続すれば Desk ポートフォリオ全体で利用できます。今が Webex デバイスを使う最高のタイミングです。
常に新しいブログで追加の機能をチェックしてください。現在、RoomOS 11 は、beta.webex.com から利用できるベータ プログラムでベータ版として提供されています。今後 RoomOS 11 の使い方について、ぜひご意見をお寄せください。
その他の記事 Webex の新機能: 2021 年 12 月 Intelligent Room Capacity を使用して作業に戻る Webex デバイスの管理 — 優れた検索機能 他にもサポートをご希望ですか ? 以下のリンクもご覧ください。 Webex のオンラインミーティングに参加 Web ミーティングとビデオ会議の詳細を確認する Webex に登録する Webex のホームページをご覧いただくか、サポートが必要な場合は直接お問い合わせください

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Richard Bayes
Richard Bayes Product Manager Cisco
Richard is a Product Manager for Webex Devices based out of Oslo Norway.
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