ハイブリッド ワーク時代のビジュアル コラボレーション

ハイブリッド ワーク時代のビジュアル コラボレーションとは？

5 年ほど前にホワイトボードのテクノロジーを見て、もっと良い方法があるはずだとしか考えなかったことを覚えています。 市場にはかなり前から、たくさんのハードウェア製品が出回っていました。 ひどいものは応答速度が遅く、古めかしい技術を使っていて、よくても面倒なログオンのポリシーや機能であふれていました。 ですが、コラボレーションやアイディエーションには柔軟さが必要です。時間のかかる退屈なものであってはならないのです。 昔ながらのホワイトボードやマーカーや付箋紙だけを使っている方が簡単なのは間違いありません。 スクラム マスター、デザイナー、エンジニアといった特殊な人たちではなく、昔ながらのホワイトボードを使うシンプルなやり方しか必要としない一般向けに、ビジュアル コラボレーションのデジタル トランスフォーメーションをもっとアピールするにはどうすれば良いでしょうか？ その答えは、デジタル ホワイトボードでも従来のホワイトボードとほぼ同じようなことができること、それだけでなくこれまで物理的な場所に縛られてたところで、その境界線をなくすことをまずは簡単に体験してもらうことでした。 そこで弊社は、現在 Cisco Webex Board シリーズとなっているものを発表しました。 そのデザインは好感を持って迎えられ、2017 年のレッド ドット デザイン賞で最優秀賞も受賞しました。 デザイン界のオスカーを受賞したのは素晴らしいことです。 ただ、Webex Board はもともと Webex エコシステムの中でこそ最もうまく機能してきました。 弊社は、ウェブ アプリと WebRTC の相互運用性といった四方の壁を越えて Web Board をオープンにするためにかなり前進しましたが、この約 16 か月間、世界中の会社員の大半が自宅で作業していることに、次のような 2 つの意味があることを認識しました。1. 世界では、どんなミーティングでもほぼ常にリモートの参加者がいるハイブリッド勤務に向かっています。このため、デジタル ビジュアル コラボレーションの採用がこれほど大事な時は今までありませんでした。2. 人々がさまざまなプラットフォームで作業する状況では柔軟性を必要としています。 柔軟性はハイブリッドな職場環境では一番重要です。 現在の職場環境では、柔軟性は「あれば良い」ものではなく、絶対に必要なものです。 ビジュアル コラボレーションとデジタル ホワイトボード、どちらもリモートの共同作業者にとっては譲れない点でしょう。 私が Miro と Mural と Webex アプリの統合を発表できることを嬉しく思うのはこのためです。 どちらのツールも Webex のスペースとアプリケーションが結合していれば利用できます。

Webex 向け Miro

今では Webex で Miro のオンライン コラボレーション ホワイトボードを利用して、チームの仕事をどんな所からでも効率的に進めることができます。 Webex スペースに Miro ボードをタブとして追加すると、イノベーションが刺激され、仕事が先に進みます。 文字や絵や図を使い、ファイルやアイコンやビジュアルアセットを使った共同作業を通して、仲間と積極的にコラボレーションできます。 アイデアの結実を目の当たりに見ることができます。 弊社の概要をご覧いただき、詳細を確認してください。

Webex 向け Mural アプリ

Webex 向け MURAL アプリを使って、チームがコラボレーションするスペースにツールを持ち込むこともできます。 共有デジタル キャンバスを Webex のチーム スペースに追加するだけで、付箋紙、絵、画像、フレームワークなどを使って、コラボレーションが目に見える形で始められます。 目で見ながら考えてコラボレーションするスペースがチームにあれば、ハイブリッド環境や分散環境、リモート環境での作業でも、チームの本来の力をイノベーションに振り向けて、意思決定を進めたり、難しい問題を解決したりできます。

先に進むための方法

現在は Miro と Mural をウェブ アプリとして弊社のデバイスに追加できますが、弊社は相互運用に専念し、アプリの新しい 2 つの統合を使ってチームの創造力が発揮されるのを楽しみにしています。さらにいっそう楽しみなのが、このような協力関係で築かれた統合が、弊社のアプリと同様に Webex Board シリーズと Webex Desk シリーズで今年後半に実現することです。

まとめ

デジタル ホワイトボードへの書き込みは、単なる走り書きではありません。 素晴らしいデジタル ホワイトボード ソリューションによって、新しいアイデアが生まれやすくなり、生産性が高まることが一番重要です。また、どんな状況、どんな仕事のスタイルでも十分に対応できる柔軟性を備え、機能も豊富である必要があります。 弊社は、ビジュアル コラボレーション スペースに重点的に投資を続けています。このスペースでは、スタイラスペンを手に取ってチームが集まり、みんなで協力してアイデアをボーダーレスな体験を通して形のあるものに転換するという、優れたデバイスとソフトウェアの体験を提供します。 このスペースをみてください。

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