上の写真: Webex 会議デバイス (フォーカス ルームとハドル スペース用)。 2023 年のはじめに、少し振り返ってみましょう。わずか数年前、ビデオ会議機器の大部分は一部の会議室に置かれていました。オフィスは電話会議と打ち合わせ用スペースで一杯でした。会議室といえば、テーブルの真ん中に電話が 1 台と散らばったマイク、運がよけれはカラフルな書き跡の残ったホワイトボードが背後にある部屋でした。 予約が重なっていることもよくあり、会議室を取るのはなかなか面倒でした。会議の出席者たちはミーティング参加用のコードを見つけられなかったり、画面共有するのに必要なケーブルを探し回ります。ミーティングが終わる頃になると、次にミーティングを予定している同僚たちが、開始前に準備をしようとそわそわしながら部屋をのぞき込んだものでした。 しかし、ハイブリッド ワークが当たり前となった今日、どんなスペースでも会議室となる可能性があります。キッチンのテーブル、自宅の仕事机、オフィスの会議室、外出先のあらゆる場所が会議室になります。ビデオ会議機器のニーズは大きく、ナレッジ ワーカーの 98% が、今後、自分たちのミーティングにリモートの参加者が含まれるようになると考えています。 チーム メンバーを高品質なビデオ会議でつなぐことが、これまでになく重要になっています。そのためのビデオ会議機器に何を選ぶかも同様に重要です。 では、自宅とオフィスに最適なビデオ会議機器を評価する上で考慮するべきことを見てみましょう。 さまざまなワークスタイルとスペース サイズに最適なおすすめのデバイスを以下よりご覧ください。
- リモート ワークに最適なビデオ会議機器
- デスクに最適なビデオ会議機器
- ホット デスクに最適なデバイス
- ジャンプ スペースやフォーカス ルームに最適なビデオ会議機器
- ハドル スペースに最適なビデオ会議機器
- クリエイティブなコラボレーションに最適なビデオ会議機器
- 会議室に最適なビデオ会議機器
- 役員室に最適なビデオ会議機器
- Zoom ミーティング、Microsoft Teams ミーティング、Webex ミーティング、Google ミーティングに参加するのに最適なビデオ会議機器
- 付録: 会議室によくある 5 つの問題の解決法
リモート ワークに最適なビデオ会議機器
ワークスタイルが違えば、必要なコラボレーション機能も異なります。まずは、さまざまなチームに必要な機能を見きわめ、効率的かつ効果的なチーム コラボレーションに適したデバイスはどれかを、組織全体にわたって考えていきましょう。 オールインワンのコラボレーション デバイスは、リモートでコラボレーションするチームのメンバーに最適です。タッチ スクリーン、カメラ、スピーカー、マイクなどの高品質ハードウェアが 1 つにまとまり、デスクの上がすっきりと片付きます。さらに、こうしたデバイスではビデオ会議をネイティブに実行するため、自分のコンピューターで処理する必要がなく、ミーティング中にアプリの実行速度が落ちたり、クラッシュしたりする心配はありません。 最適なオールインワン ビデオ会議機器なら、リモートのコラボレーション メンバーは次のことを実現できます。- 高品質な音声とビデオを使って対面しながらミーティング
- 高度なノイズ除去と仮想背景の機能によりミーティング中に注意散漫になるのを防止
- 同僚とシームレスに共同作業
- メッセージ、電話、ミーティングを簡単に切り替え
- ミーティング中やその前後にホワイトボードにアクセスして編集
- Webex、Google Meet、Zoom、Microsoft Teams など、あらゆるミーティング サービスに参加
デスクに最適なビデオ会議機器
デスクは、オフィスにいる従業員が最も長い時間を過ごす場所です。多くの場合、複数のデバイスやアプリケーションを活用してコラボレーションを行い、業務を進めています。従業員には、どこでどのようにコラボレーションするにしても、各自のワークフローにシームレスに組み込め、同様のエクスペリエンスが得られるコラボレーション ツールが必要です。業務をスムーズに進めることができれば、生産性を落とさずに 1 日を有効に活用できます。 デスクに最適なビデオ会議機器には、次のような機能が必要です。- 高品質なビデオと音声を提供するハードウェアを使用して、離れた場所にいる同僚とミーティング
- デスクを占領する電話、ウェブカメラ、スピーカー、モニターを 1 つのデバイスに置き換え
- Microsoft Teams、Webex、Zoom、Google Meet など、あらゆるミーティング サービスに参加
- 電話やビデオ会議機能にすばやく簡単にアクセス
- チームが日々使用する生産性向上ツールとシームレスに統合
- 共同作業によりアイデアを形にするデジタル ホワイトボードやコンテンツ注釈
- はっきりと明快な音声を届ける背景ノイズ除去
ホット デスクに最適なデバイス
ハイブリッド ワークが増えるにつれ、従業員の多くがオフィスに専用スペースを必要としなくなったことから、個人用デスクに代わって「ホット デスク」が注目されつつあります。Dimensional Research 社の調査によると、実際、93% の組織がオフィスで予約して使うデスクの数を増やしています。このようなスペースでは、従業員が個人用デスクにいるときと同様の生産性を発揮できるような装備一式を用意する必要があります。つまり、シームレスでインテリジェントな環境を提供しなくてはなりません。 ホット デスク用デバイスは、デバイスをタッチまたは携帯電話をドッキングするだけで、誰でも空いているデスクをパーソナル ワークスペースに変えることができます。モビリティとコラボレーションを重視する今日の従業員には、こうした俊敏性が必要です。 ホット デスクに最適なソリューションには、以下のような機能が求められます。- デスクの空き状況が一目でわかる
- 空いているデスクを、自分のノートパソコンや携帯電話を使って予約でき、安全なタッチレスのログイン操作で本人認証
- ボタンひとつでミーティングに参加
- 自分のスケジュールを表示して、予定されたミーティングにタッチレスの音声コマンドで参加
- 電話を受発信
- あらゆるコラボレーション プラットフォームからミーティングに参加
- ワーキング セッションが終わると自動ログアウト、または予約を簡単に解除
- リアルタイムの環境データ、利用状況データ、デスク使用データを集めてオフィス活用を最適化
ジャンプ スペースやフォーカス ルームに最適なビデオ会議機器
ジャンプ スペースやフォーカス ルームは、従業員が静かな環境で重要なミーティングを行ったり、自分の作業に集中したりしたいときに、すばやく臨機応変に使用できる空間です。 従来、こうしたスペースには高度なコミュニケーション ツールやコラボレーション ツールは備えられていませんでしたが、従業員の期待は変わりつつあります。ハイブリッド ワーカーのオフィスへのニーズに応えるために、十分な機器を備えたジャンプ スペースの重要性は今後も増すと思われます。リモートの同僚とミーティングしたり、話したりするスペースが以前より必要になるためです。 フォーカス ルームやジャンプ スペースに最適なビデオ会議ソリューションには、次のような機能が求められます。- 誰でも使える共有デバイスとしての機能
- 画面、カメラ、マイク、スピーカーを備えたコンパクト サイズのオールインワン環境
- ノートパソコンのディスプレイをデバイスに拡張してプライマリ モニターとして使用
- ウイルスの拡散を防止するタッチレス操作
- 個人作業やコラボレーション中にノートパソコンやモバイル デバイスを充電
- デジタル ホワイトボードやコンテンツ注釈などの共同作業機能の提供
- 電話やビデオ会議ソフトウェアにユーザーがすばやく簡単にアクセス可能
- スペースの空き状況の確認や予約ができるデジタル アシスタントまたはカレンダー システム
ハドル スペースに最適なビデオ会議機器
ハドル スペースとは、少人数のミーティングを行える小さな部屋、またはオープン スペースのことです。チームがつながり、仕事を推し進めるために気軽に集まれる場として、ハドル スペースの需要が増えてきています。規模の大小を問わず、どのような組織でも、職場の一部を小グループのコラボレーション用に確保した方がよいでしょう。こうしたスペースには、チームがアイデアを共有し、効果的にコラボレーションできるテクノロジーも必要です。 活動の内容によって、さまざまなコラボレーション デバイスを使用できます。ハドル スペースを計画する際は、次のようなことを考慮してください。- このスペースを使用するチームは、リモートの同僚やパートナー、代理店とコラボレーションする必要があるか
- スペースに必要なのはビデオ会議機能のみか、または共同作業でデジタル ホワイトボードなどを使用するか
- チームが行う臨時ミーティングの数に足りるハドル スペースが用意されているか
- チームはすぐにミーティングを始められるか
- オープン スペースにある場合、デバイスにノイズ除去機能が備わっているか
- 高品質なビデオ会議機能
- ローカル ミーティングまたはオンライン ミーティングで画面上のコンテンツを共有する機能
- スペースがアイデアの構築を念頭にデザインされている場合、共同作業の機能
- ハドル スペースが混み合ったときのインテリジェント アラートやソーシャル ディスタンス リマインダーの発信
- 最適化の分析と使用状況のインサイト
- あらゆるミーティング サービスへの参加機能
クリエイティブなコラボレーションに最適なビデオ会議機器
アイディエーション ルームとは、小さめから中程度の広さの部屋で、チームが集まり、アイデアを共有し、目標に向かって前進するための場所です。一般にこうした部屋には、ホワイトボード、マーカー、付箋が備えられています。 しかし、このような限られたツールでは、リモートの参加者がミーティング中にコラボレーション プロセスにかかわることは困難です。ホワイトボードの共有はもちろん、ミーティング後の継続的な利用もできません。 アイディエーション ルームに最適なビデオ会議機器には、次のような機能が必要です。- 表示や空間オーディオが最適化され、イマーシブなエクスペリエンスを実現する高品質なビデオ会議機能
- ノートパソコンやモバイル デバイスとワイヤレスで簡単にペアリングして接続し、コンテンツを共有
- デジタル付箋や形状認識を備えた強力なホワイトボード機能
- 全員参加を可能にする複数デバイスとの接続機能
- Office 365、Trello、Salesforce.com などのサードパーティ アプリケーションとの統合
- どこからでもホワイトボードにアクセスでき、中断したところから再開する機能
- 最適化の分析と使用状況のインサイト
会議室に最適なビデオ会議機器
ベテラン従業員なら、会議室には問題が山積みであることをご存じでしょう。一般に、会議用電話、プロジェクター、ホワイトボード、旧式のビデオ会議機器が備えつけられ、どれか 1 つでも故障すれば、会議が成り立たなくなるリスクを負っています。 最新のコラボレーション デバイスなら、たった 1 つの機器で会議室に必要なテクノロジーの多くを代替するパワーがあります。複数のシステムを監視する代わりに、単一のビューで管理できるため、問題が起きた場合でも優先順位を判断できます。最新の会議室で、これまでと様変わりした快適な会議を体験すれば、会社で最もイライラさせられる部屋という会議室の評価はすっかり変わることでしょう。 会議室に最適なビデオ コラボレーション ソリューションには、次のような機能が必要です。- 高品質なビデオ会議機能
- 電話やビデオ会議ソフトウェアへのすばやく簡単なアクセス
- ローカル ミーティングまたはオンライン ミーティングで画面上のコンテンツを共有する機能
- 室内の人数が多すぎるときのソーシャル ディスタンス リマインダーやインテリジェント アラートの発信
- はっきりと明快な音声を届けるノイズ除去
- 共有する機器表面への接触を減らすゼロタッチ操作
- 会議室の予約やミーティングのタスク管理を行うデジタル アシスタント
- 緊急時に警報を出し、従業員を最寄りの出口に誘導するデジタル サイネージ
役員室に最適なビデオ会議機器
経営幹部に必要なのは、自社の経営陣とパートナーがどれほど遠くにいたとしても、まるで同じ部屋で対面しているかのように感じられる会議エクスペリエンスです。役員室のコラボレーション デバイスは、高級感のあるカスタマイズ可能なデザインと直感的に使える強力な機能を兼ね備えている必要があります。 役員室に最適なビデオ会議機器を備えるには、次のような機能が必要です。- 高品質の音声とビデオによる、臨場感と没入感のある会議エクスペリエンス
- 直接会っているかのような体験を生む指向性サウンド
- ビデオ ファーストを維持しながらコンテンツを共有
- ミーティング の開始、メモの記録、リアルタイム翻訳、文字起こしなどをサポートするデジタル アシスタント
- 高解像度ディスプレイ
- カスタマイズ可能な高級感のある仕上げと備品
Zoom ミーティング、Microsoft Teams ミーティング、Webex ミーティング、Google ミーティングに参加するのに最適なビデオ会議機器
ミーティングに参加するのに使用するビデオ会議ソフトウェアが何であろうと、Webex デバイスは最善の選択です。Webex デバイスならあらゆるミーティング サービスに接続できるだけでなく、背景ノイズ除去、仮想背景、共同作業といったミーティングに必要なあらゆる高度なデバイス機能を利用できます。付録: 会議室によくある 5 つの問題の解決法
- 空いている会議室がわからない
- 会議室の場所がわからない
- 会議コードがわからない
- ケーブルを探してつながなければならない
- 参加者が誰なのかわからない
字幕付き音声:
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