組み込みの相互運用性を介したインクルーシブ体験
過去 1 年間、当社ではインクルーシブなコラボレーションを強化するという Webex の目標に取り組んできました。これは、今日のハイブリッドな世界でかつてないほど重要になっています。インクルーシブ性は人によってさまざまな意味がありますが、根本的には、機会均等を実現し、誰もが平等にリソースにアクセスできるようにすることです。私の場合、これには、オープン プラットフォームとのコラボレーションを提供して、グローバル ビレッジで使用されている複数のミーティング プラットフォームおよび生産性向上ツールと相互運用できるようにすることが含まれます。本日は、インクルーシブ性のある新たなステップをお知らせできることを嬉しく思います。Webex はこのほど Google Workspace と提携しました。組み込み型のビデオ相互運用性を提供し、これによりユーザーに選択権が与えられ、無限のコラボレーションが可能になります。人々には現実に、自分たちを制御するワークフローではなく、自分たちが制御できるワークフローが必要です。私たちの職場は会議室をはるかに超えて、自宅やフリーアドレスにまで拡大しており、それにより対面のやり取りが減少し、さまざまなプラットフォームからのリモート会議が増えているため、この重要性はこれまで以上に高まっています。最近打ち合わせをしたとあるお客様の CIO によると、会議の 80% が希望するプラットフォームで行われている一方、20% ではそれ以外のミーティング プラットフォームが使用されているとのことでした。では、お客様が、希望するビデオ ハードウェア プロバイダーと異なるミーティング プロバイダーを使用したい場合、または使用する必要がある場合はどうでしょうか。たとえば、過去には、Webex Desk Pro から Google Meet に参加するには、追加の手順が必要でした。本日の発表により、これらの追加の手順が不要になるため、お客様は作業方法ではなく、作業そのものに集中することがはるかに簡単になります。コラボレーション ツールでは、生産性を確保する必要があります。摩擦やサイロによって生産性が低下してはいけません。これがまさに、本日 Google Workspace と Webex の相互運用性を発表する理由です。共同で、私たちはお客様のこの負担を軽減しています。
Webex デバイス から直接
Google Meet ビデオ通話に参加したり、逆に Google Meet ビデオ ハードウェアから Webex ミーティングに参加したりできるようになりました。
Webex Room デバイスから Google Meet ビデオ通話に参加する
Google Workspace スイートを使用して、Google カレンダーまたはサポートされているカレンダー クライアントでミーティングをスケジュールしているお客様を想像してみてください。Google Meet を使用している場合は、ボタンをクリックするだけで、Webex デバイスからミーティングに参加できます。とても簡単で、Webex デバイスのお客様が期待するエクスペリエンスを維持します。ミーティングが近づくと Webex デバイスに、緑色の One Button To Push (OBTP) プロンプトが Google Meet ロゴと一緒に表示されます。これにより、パスワードやミーティング ID などのミーティングの詳細を入力する必要がなくなります。Webex に登録された (直接、または Webex Edge を介して) デバイスは、Google のクラウドから Webex デバイスに直接通信するメディアとシグナリング、および WebRTC テクノロジによって、Google Meet に接続できます。
Google Meet デバイスから Webex ミーティングに参加する
同じことが
Google Meet デバイスでの Webex ミーティングでも機能します。WebRTC を前進させる Google の取り組みは、Google Meet デバイスから Webex を使用したこの容易で豊かなエクスペリエンスを可能にし、ビデオ通信の選択肢と柔軟性をお客様にもたらすための鍵となります。スケジュールされた Webex ミーティングに Google Meet ハードウェア デバイスから参加するには、ユーザーはミーティングの招待に会議室またはデバイスを追加するだけです。ミーティングが近づくと、そのミーティングが「Webex by Cisco 経由 (via Webex by Cisco)」という文言と共に、デバイスの議題に自動で表示されます。ユーザーはデバイスでそのミーティングをタップすると、すぐに Webex 通話に参加できます。臨時の Webex 通話に参加するには、ユーザーはデバイスで [ミーティングの検索 (Find a meeting)] をタップして、[Webex] を選択し、希望するミーティング コードを入力します。Google Meet ハードウェアから Webex ミーティングに参加すると、スケジュール ミーティングか臨時ミーティングかにかかわらず、ユーザーはシームレスに参加し、使い慣れた Google Meet の UI とコール制御を利用できます。Webex に組み込まれた相互運用性は Google Meet Series One Desk 27 および Board 65 のほか、その他の Google Meet ハードウェア ポートフォリオでサポートされています。Webex では、デバイスやミーティング プラットフォームに関係なく、お客様に可能な限り最高のカスタマー エクスペリエンスを提供するという一点に集中しています。Google Workspace には、お客様にさらにポジティブなエクスペリエンスを提供するためのコラボレーションに感謝しています。私たちは共に、すべての人のインクルーシブな未来に力を与えるために取り組んでいます。
Webex デバイスの詳細情報
詳細情報 Webex by Cisco が PGA of Australia と WPGA Tour の公式コラボレーション テクノロジ パートナーに認定 Webex が UC Today の Best Collaboration Platform アワードを受賞 ハイブリッド ワーク時代のビジュアル コラボレーション