Webex アプリ月次リリース
率直に言って、ビデオミーティングは私たちの労働時間を奪ってきました。 仮想ミーティングに費やす時間が増える一方、話を聞いてもらえなかったり質問に答えてもらえなかったりしているように感じることがあります。 Webex チームは、このような問題を解決していくことを決意しました。 このリリースの目的は、すべての参加者にとってより魅力的、包括的、かつ生産的なミーティングのエクスペリエンスを実現することにあります。 Slido の Meetings へのネイティブ統合により、誰もが発言の機会を得られるミーティングを主催できます。 Webex 音声インテリジェンスである My Voice Only を使用すれば、参加者は騒がしい環境でも発言をはっきりと聞き取ってもらえます。 カスタムレイアウトとステージのみのビューにより、参加者はミーティングで最も重要な人物とコンテンツに焦点を合わせることができます。 メッセージのピン留めとスペースのリンクを活用すれば、フォローアップやコラボレーションの効率を高められます。 これらに加えて、Chromebook での通話に対応。3,000 万人のユーザーが Windows デバイスや Mac OS デバイスと同じシームレスな通話機能にアクセスできるようになりました。 ところで、ロゴが変わったことにお気づきかもしれません。 シスコでは、この 1 年で市場に投入してきた膨大なイノベーションをより明確に反映するために、新しいルックアンドフィールでブランドに新たな命を吹き込んでいます。 シスコがブランド変更を行った理由については、こちらで詳細をご確認ください。 これらの機能などの情報については、以下で詳細をご確認ください。
ミーティング
メッセージ
通話
デバイスと Webex アプリの統合
ミーティング
Slido シスコが Slido 社の買収を発表した後、Webex に直接ネイティブで Slido のライブ投票と Q&A が統合されました。 現在では、さらに洞察に満ちた、インタラクティブで包括的なミーティングのエクスペリエンスを実現できます。 ライブ投票には、6 種類のオプション(Word cloud、Multiple choice、Open text、Ranking、Quiz、Rating)が用意されているため、主催者は参加者とのやり取りに最適な方法を選択できます。 ライブ Q&A では、主催者によるリアルタイムの回答やモデレートのほか、質問の整理と分類や、メッセージによる参加者への返答ができます。また、参加者にメッセージ形式での返答を許可することや、尋ねたいユーザーが最も多い重要な質問を多数決で決めることも可能です。 Slido の統合の詳細については、こちらをご覧ください。 カスタムレイアウト フィルムストリップを拡縮したり非表示にしたりする機能により、ミーティングのビューをさらにカスタマイズできます。[重ねて表示(Stack)] と [並べて表示(Side-by-side)] 両方のビューでフィルムストリップエリアをドラッグすることにより、エリアを拡大することも、折りたたんで常に非表示にしてステージの表示面積を広げることもできるようになりました。 ステージのみのビュー ステージの表示をシンプルにして重要な発言者に焦点を当てることができます。 主催者または共同主催者としてステージを同期すると、出席者のビューをステージのみに制限できるようになったため、全員が他の参加者を表示せずにステージ上の情報を確認できます。 このように、適切な人物を意図したとおりに目立たせることができるため、フィルムストリップに表示されている他の参加者が目障りになることがありません。
メッセージ
メッセージのピン留め 今月は、AHA で最もリクエストの多かったメッセージ機能であるメッセージのピン留めをローンチします。 メッセージのピン留めは、1 対 1 やグループのスペースで重要な情報を迅速かつ簡単に見つけられるため、人気があるのも当然といえる機能です。 すべてのユーザーが、スペースでメッセージ、リンク、またはコンテンツをピン留めできます。 またユーザーは、新しいピン留めされたメッセージのヘッダーに表示するピン留めされたメッセージを選択することにより、常に重要なメッセージをスペースの上部に表示して念頭に置いておくことができます。 この機能は、重要な発表、使用頻度の高いリンク、またさらには感銘を受けた引用文などに使用するのが最適です。 スペースのリンク シスコでは、スペースのリンクを導入することで Webex アプリのナビゲーションを改善しました。 これからは、メッセージを作成するときに @mention を使用することにより、ユーザーをリンクするのと同じようにスペースをリンクできるようになります。 自分が参加しているスペースのリストだけでなく、スペースのユーザーのリストも提供されるようになります。 スペースのリンクを貼ると、連絡先にハイパーリンクが設定されたスペースの名前が表示され、簡単にアクセスできるようになります。
通話
Chromebook での通話 昨年の Chromebook の販売台数が 3,000 万台を超える状況の中、ARM および x86 Chromebook で Unified CM の通話機能と Webex Calling を使用できるようになったことを発表いたします。 Chromebook は、Google の生産性向上ツールを利用している学生や企業に人気があります。 ユーザーは、Chromebook と Android フォンで Webex アプリを同時に使用できます。
デバイスと Webex アプリの統合
デバイスのアクティベーションコードの生成 個人用のクラウドデバイスをアクティブ化する必要がある場合、Webex によってそのプロセスが簡素化されるようになりました。 ユーザーは、Webex アプリ内ですぐにデバイスのアクティベーションコードを生成できます。 新しい Webex デバイスを箱から出して電源を入れ、Webex アプリに接続するまでのプロセスが数秒で完了することを想像してみてください。
準備中
Meetings Webex 音声インテリジェンスである My Voice Only 私たちが住む世界は音であふれていますが、そのせいで魅力的なミーティングを開催できないとすれば困ったことです。 Webex 音声インテリジェンスである My Voice Only には、背景ノイズの除去だけでなく、残響除去、音声品質向上、および音声分離に重点を置いたイノベーションが搭載されています。 Webex では、マイクの近くにいる話者と後ろにいる話者が区別されるようになりました。 ミーティングで [自分の声だけ(My Voice Only)] を選択すると、マイクに一番近い声だけが捉えられ、背後の話し声はすべて除去されます。またそれと同時に、明瞭な音声に影響する可能性がある背景ノイズや室内の残響もすべて除去されます。
最後に
Webex への Slido のシームレスな統合と My Voice Only、カスタムレイアウト、同期ステージビュー、メッセージのピン留め、スペースのリンクといった機能の追加により、シスコはさらにもう 1 つの垣根を越えて、市場のあらゆるプラットフォームの中で最も魅力的、包括的、かつインテリジェントなコラボレーション エクスペリエンスを実現しました。
詳細情報 Webex の新機能:2021 年 6 月 新しいハイブリッドワークのエクスペリエンスを拡大して向上させる Webex 包括的な未来の働き方の実現:シスコが、ハイブリッドワークとハイブリッドイベントを実現して均等な機会と発言権を確保する、Webex のイノベーションを発表(プレスリリース)