Webex をご愛用の皆様、こんにちは。Enterprise Connect 2022 で発表した内容に加えて、25 点を超える新たな統合に関する情報をお知らせします。Notion 社や InVision 社といった注目のテクノロジー パートナーとの統合もご紹介します。また、今後数か月以内に RoomOS 搭載の Webex Desk と Webex Board Series のデバイスに組み込みのアプリケーション フレームワークを提供予定 である旨もお伝えしていました。これにより同シリーズのデバイスが Slido や Miro、MURAL、Shared Timer にネイティブで対応し、急遽ミーティングを行うことになっても、iOS や Android 搭載のスマートフォンやタブレット端末のメッセージ スペースから組み込みのアプリで対応できるようになります。 この記事ではコラボレーションのレベルを次の段階へと進化させる最新の統合機能についてご紹介します。
シームレスな連携を実現した Webex とビジネス アプリケーションとの統合
Webex ではお客様特有のニーズに応える、柔軟性に富んだ多様な統合を用意しています。Webex App Hub で業界の最先端を行く Webex の統合機能をご覧ください。 ミーティングとメッセージ Appy Pie Connect: ワークフローの自動化は開発チームの専売特許ではありません。Appy Pie Connect を利用すれば技術に詳しくないユーザーでも生産性を高め、全社的に成長を促進できます。シンプルな一対一の自動化から複数のアプリが関係するワークフローまで、Webex Meetings や Webex Messaging での高度なワークフローをまったくコーディングを行わずに数分で構築できます。 Bizly: 新たに加わった Bizly との統合では、Webex によるハイブリッド方式のミーティングの計画から開始、主催まで直接 Bizly アプリ内で行えるオールインワンのソリューションを提供します。Bizly を利用すれば対面方式でもハイブリッド方式でもミーティングがシンプルになり、出席者と円滑なコラボレーションを行えるようになります。 Docket: Docket によるエンドツーエンドのミーティング管理機能と Webex との統合は、ミーティングの準備段階からコラボレーションの質と生産性を高めてくれます。ミーティングの議題やビデオ会議、メモ、決定事項、タスクを一元的に管理できる Docket との統合によってチーム ミーティングに集中しやすい環境が整い、一貫性が向上してプランニングが容易になります。 eM Client: eM Client は Windows や macOS 向けの使い勝手の良いインターフェイスを備えたデスクトップ用メールクライアントです。今回の新たな統合によってユーザーは同クライアントのインターフェイスから Webex ミーティングを直接管理できるようになります。eM Client の統合機能を利用すればいつでも、どこからでも 2 回のクリック操作だけで Webex とつながることができ、スケジュール調整やミーティングへの招待、参加などといったミーティング コラボレーションの範囲が広がります。 Enjoyn: Enjoyn と Webex との統合によって、組織はユーザーとサービスとの橋渡しになる安全なオンライン電話ソリューションを手に入れることができます。個人情報の保護を重視したスケジュール調整ツールでオンライン ミーティングをシンプルにして、主要なプラットフォーム (iOS、Android、Windows、Web) に対応したわかりやすく使い勝手の良いインターフェイスで個人とグループのミーティング管理を容易にします。 Gong: Gong を利用すれば Webex ミーティングでのレコーディングや音声テキスト変換、注釈機能をシームレスに使用できます。Gong の Reality Platform™ はミーティングのデータを自動で収集、分析することで大規模な分析情報の提供と収益力の向上に貢献し、市場参入チームが成果を上げるための最適なアクションを判断できるようになります。最も価値ある資産である顧客とのやり取りをチームが活かせるように支援するツールが Gong です。 LiteScapeVisitation: この統合機能を利用すると、更生保護施設や少年院の訪問者が、ビデオ機器を介して簡単に施設収容者や依頼主と面会できるようになります。ダッシュボードから面会の様子を確認できるため施設の職員にも便利です。 Meetergo: GDPR に準拠したオンライン予約管理ツールである Meetergo は、Webex との統合によってさらに高度な使い方が可能になります。同社のミーティング プラットフォーム上で見込み顧客を誘導する仕組みによってコミュニケーションをシンプルで効率的かつ安全なものにし、これまでよりも時間をかけず顧客との約束件数や会話の回数を増やして、売上の増加を実現できます。 Neo Suite: ASC Technologies 社が提供するこの統合機能では、Webex を VoIP のレコーディング機能と全面的に統合したソリューションが提供されます。このツールを利用すれば、ユーザーはレコーディング関連の法規制に抵触しないように Webex Meetings でレコーディングの管理や音声ビデオ会議の加工、チャットの管理を行えます。 Rootly: Rootly は Slack ネイティブのインシデント管理アプリです。新たに加わった Webex との統合によって、インシデントの発生と同時に Webex ミーティングを自動で作成することができます。Rootly を利用すればインシデント対応者が手作業で行っている処理が不要になるため、インシデント対応での効率的な連携という最も重要性の高い業務に注力できるようになります。 Skilljar: Skilljar との統合を利用すると、ユーザーは Skilljar のトレーニング コースとオンラインのライブ セッションをシームレスに遷移させることができます。Skilljar のオンライン トレーニング プラットフォームは顧客のオンボーディングや製品の導入を加速させるのに役立つことで知られ、直観的な操作感とモバイルに最適化された環境で提供される魅力的なマルチメディア コースを特徴としています。 Ving: ミーティング プラットフォームを 1 つにまとめるのが Ving です。この新たな統合を利用することで、Webex ユーザーは Ving のビデオ会議プラットフォームからすぐにミーティングの作成、一覧表示、参加といった処理を行えます。Ving Hybrid Technologies 社は複数のミーティング プラットフォームを共通のインターフェイスでつなぎ、統合された 1 つのビデオ会議プラットフォームとして提供します。 Vymo: Vymo は金融機関向けの販売促進プラットフォームです。Webex での通話を Vymo アプリ上でのアクティビティとして記録し、手作業を一切介さずにそのデータを見込み顧客や実顧客、パートナーと関連付けてタグ付けします。 Wisembly: Wisembly を Webex と統合することで、ハイブリッド、オンライン、対面方式のあらゆるイベントがより魅力的になります。Wisembly で Webex ミーティングのライブ配信に加え、Q&A セッションや投票、クイズ、ブレインストーミングを取り入れることで、どのような規模のミーティングでも参加者を関与させることができます。Webex アプリ内のアプリ
Webex Meetings 内で使用できるようになった新たな組み込みアプリの一部をご紹介します。 Adam.ai: Adam.ai と Webex との統合を利用すると、ユーザーは議題に関する共同作業やメモ、アクション事項の作成などを、アプリケーションを切り替えずにすべてリアルタイムで実施できます。Adam.ai は組織やチーム、ビジネス パーソンがミーティングのライフサイクルを管理し、ビジネス上の成果を高めるのに最適な、すべてが揃ったミーティング管理プラットフォームです。 App4Legal: App4Legal の契約管理ソリューションを Webex に組み込むことで、ユーザーは Webex Meetings の使用中もリアルタイムで安全に契約書や文書を編集したり、共同で作業を行ったりできるようになります。この App4Legal を利用すれば、すべての契約書にアクセスして変更を加えたりアクセス権限を管理したりするなどの処理を Webex Meeting アプリから離れずに実行できます。 appyRewards: Webex 内で使用できるようになった appyRewards では、ミーティング出席者への謝礼の提供をこれまでになく簡単に、リアルタイムで行えます。謝礼の提供は電話会議やビデオ会議、ウェビナーの開催中に行うことも、メッセージ機能を利用して行うこともできます。また、全出席者を対象にするかも、無作為で選ばれた一部の出席者を対象にするかも任意で決定できます。ユーザーは世界中で普及している販売業者や企業 (Amazon や Visa、スターバックスなど) で使える e ギフト カードを選択できます。 DoneDone: 強力なタスク管理機能で知られる DoneDone の組み込みアプリがあれば、共同作業もぐっと楽になります。DoneDone との統合によって、ユーザーは Webex ミーティングや Webex スペースからタスクやサポート チケットを管理できるほか、共有インボックスを利用してさまざまな作業を行えます。 Employee Perception by Aniline: 新たに統合された Aniline 社の組み込みアプリは、現従業員や元従業員、求職者のコメントを基に、会社の企業文化がどのように認識されているかという情報を提供するツールです。Webex 内で企業を検索することで、9 つの広範囲な項目について 100 段階 (1 ~ 100) で企業を評価した情報を入手できます。 InVision Freehand: InVision 社が開発したこの組み込みアプリは、シンプルで親しみやすいキャンバス機能を提供する、チームでの共同作業に適したツールです。直観的でわかりやすいインターフェイスを備え、幅広い統合と専用のテンプレートが多数用意されているため、すぐに使い始めることができます。組み込みアプリとして Webex 内で使用でき、ブレインストーミングやプロジェクト、ワークショップ、スプリントなどが今まで以上に容易に行えます。この統合について詳しくは、こちらをご覧ください。 Keypoint Connect: Keypoint Interactive はミーティング参加者用の総合的な投票ソリューションで、Microsoft® PowerPoint® とシームレスに統合できる製品です。Webex 内で使用できる組み込みアプリのため、ミーティング アプリのインターフェイス上で簡単に Keypoint Interactive の投票スライドを操作できます。ボット
BluIP: BluIP 社が開発したのは、SMS の機能を簡単に Webex のメッセージ環境に統合するボットです。使用するには BluIP 社の Broadworks 版 Webex 用サブスクリプションが必要です。 eComFax: このボットを使用すると、Webex ユーザーは最大級の国際的な FAX ネットワークに接続して FAX や SMS、機密性の高いドキュメントを安全に送受信できるようになります。既存の FAX 番号を使用してネットワークに統合する場合でも、新しい FAX 番号や SMS 番号を使用する場合でも、eComFax は 60 か国以上に対応した番号を提供します。 Instant Connect Enterprise: Instant Connect Enterprise ボットを導入すれば、現場のチームにシームレスなコミュニケーションの手段を提供できます。プッシュトゥトーク (PTT) 音声や自動化、自動化されたワークフロー、スマート ジオフェンスなどの機能を活用することで、ナレッジ ワーカーが現場の同僚と協力して働きやすくなり、安全性や生産性の向上につながります。 Notion: 新しくリリースされた Notion ボットを導入すると、Webex スペース上のどこでも Notion プロジェクトに関する最新情報を入手できます。また、Notion データベースに変更があった情報を Webex スペースで追跡し、Webex アプリ内で Notion のページを共有できるようになりました。Notion ユーザーは最新情報を追跡しつつ、Webex スペース上で簡単に Notion のコンテンツを共有できます。 Qstream: Qstream Connect があればクライアントから個々のアプリケーション用に自動化されたカスタム ソリューションを作成できます。このボットを利用すると Qstream の通知を直接 Webex で受け取れるほか、Qstream の特定のプロセスに進むリンクが自動で作成されます。そのリンクを利用すれば Webex から Qstream ダッシュボードのすべての情報にアクセスでき、リアルタイムでステータスの更新も確認できます。 Ricotta Games Trivia and Icebreakers: ハイブリッドの勤務環境にオフィス内でのコミュニケーションの雰囲気を取り入れるツールです。Ricotta 社の新しいボットは優れたチーム構築プラットフォームとして、ゲームやトリビア、アイスブレーカーなどの助けを借りてチームの距離を近づけます。 TPxSMSApp: TPxSMSApp ボットを使用すれば、Webex アプリでのコミュニケーションが SMS で便利になります。UCx と Webex アカウントを TPx から購入するだけですぐに SMS を活用できるようになります。お客様の声をお寄せください
すばらしい統合の数々をお試しの上、使用した感想をお寄せください。
その他の記事- Webex の最新情報: 2022 年 3 月
- 現時点で提供されている Webex の各種統合機能の詳細については、Webex 統合のページをご覧ください。
- 統合や組み込みアプリ、ボット、ウィジェットの構築に関する資料、ブログ記事、リソース、ツールなどにアクセスするには、Webex Developer のページをご覧ください。