あらゆる人の可能性を広げるデバイス

家庭用の製品を買うときには、便利なものは品揃えが多く、そうでないものは少ない方がよいと私は考えます。仕事で使う製品で言えば、幸いなことに、Webex にその考え方が現れています。私たちは、会社のオフィス、ホームオフィス、移動先など、どのような場所で働く従業員にも、柔軟な仕事環境を提供すべきだと考えます。そのためには、彼らに適切なツールを用意する必要があり、こうしたツールでは、その日の仕事場がどこであれ、誰もが平等に扱われるという、インクルーシブなエクスペリエンスを得られなければなりません。

Webex Desk でデスクトップを変革

デスクで使うデバイスはどのようなものが理想的でしょうか。ケーブルが少なく、画面が大きく、自然な映像や音声が流れるタブレットのようなデバイスを 1 つだけ持てれば便利だと思いませんか。それを実現したのが Webex Desk Pro ですが、近日中に、より多くの選択肢を備えた姉妹機種、Webex Desk が発売されます。オールインワンのワークステーションであるこの機種は 12 月の WebexOne で発表されました。Webex Desk を利用すると、自宅やパーソナルオフィスで、生産性の維持、コラボレーション、チーム連携によるアイデア創出が可能になります。 Webex Desk の受注は今月中に開始されます。 Webex Suite を利用されるお客様は、Webex Device Cloud Promotion が適用され、サブスクリプションの期間中、Webex Desk などのデバイスを以前よりも最大 50% お得にご購入いただけます。

IP 電話の機能向上

マルチプラットフォームのファームウェアを使用する Cisco IP 電話でも大幅なアップデートが行われます。この新しい 11.3 リリースでは、68xx、78xx、88xx デスクフォンの主要な機能が強化されます。こうした機能には、オンプレミスでのダウンロードを高速化しクラウド移行を容易にする機能、不用意なアップグレードを防ぐ機能、アラビア語とヘブライ語のサポート、Interactive Connectivity Establishment（ICE）によるメディアパス最適化、スパムコールの表示などが含まれます。

Webex デバイスのまったく新しいユーザーエクスペリエンス：ハイブリッドなワークスタイルに合わせてカスタム構築

今年中に、まったく新しいユーザーインターフェイスで、デバイスエクスペリエンスが刷新されます。親しみやすいアプリベースのエクスペリエンスを得られることで、自分用と仕事用の区別がほとんどなくなります。あらゆる機能をアプリのように実行できるようになるのです。こうしたモジュール式の方法によって、ナビゲーションやタスクの切り替えがシンプルになるうえ、コール制御、デバイス制御、サードパーティアプリケーションの違いも明確になります。さらに、Webex デバイスと Webex アプリで、共通のエクスペリエンスを得られるようになります。これにより、デバイスとアプリが同じようなルックアンドフィールを持つことになり、どれを使用しても、非常に効率よく仕事を行えます。この新しいデバイスユーザーインターフェイスでは、Webex デバイスと Webex アプリのモードをいつでもシームレスに切り替えることができるため、デバイスエクスペリエンスを簡単にカスタマイズできます。私はこの近日中のリリースを非常に楽しみにしています。

People Focus：ワークプレイスが混在する環境でも 1 人ひとりの画面表示を最適化

リモートワークが一斉に進んだ頃のオンライン会議では、誰もが同じように画面に表示されました。どの参加者も同じ大きさに切り取られ、特に誰かが目立つということはありませんでした。オフィスへの復帰が始まると、会社のオフィスとホームオフィスの参加者が混在するようになり、これによっていくつかの課題が生じます。会議室でのミーティングに参加すると、リモートワークの参加者よりも小さく表示され、目立たなくなるのです。ホームオフィスの参加者からは、会議室にいる人すべてを確認することは難しく、その場のニュアンスが伝わらない場合もあります。こうした課題を解決してくれるのが People Focus です。 People Focus を利用すると、どのような場所の参加者にも画面が最適化され、どのようなときにも平等に会議に参加できます。 People Focus は、Webex デバイスのカメラが備えるインテリジェンスを活用して、会議室にいる人の位置や、デバイスの画面と設定を基に、レイアウトと画面の切り取りを自動的に最適化します。私たちがこうした機能を開発しているのは、どのような場所から参加する人も平等な立場で対話できるべきだと考えているからです。