以前は、9 時から 5 時までオフィスで勤務して、求めがあれば残業をするか、出社するのが理想的な従業員とされていました。しかし、現在ではハイブリッドワークが当たり前になっています。ナレッジワーカーは異なるタイムゾーンで働く相手とやり取りし、マルチタスクを行っています。つまり、柔軟性は必須であり、ビデオコラボレーションは不可欠です。
シスコ デバイス では、最高品質のビデオと音声のほか、RoomOS が実現する優れたハイブリッドワークをご体験いただけます。RoomOS は、クラウドに接続しているオペレーティングシステムです。Cisco Desk シリーズ、Cisco Board シリーズ、Cisco Room シリーズのデバイスに、ビデオ以外にも多くの機能を提供し、生産性の向上とコラボレーションの強化を実現します。 2022年10月に、シスコは Microsoft 社と新たなパートナーシップを締結したことを発表しました。今後は、シスコ デバイスで
Microsoft Teams Rooms がネイティブにサポートされ、あらゆるワークスペースを対象とする充実したデバイスポートフォリオが提供されます。シスコはオープンかつ相互運用可能なプラットフォームを有しており、豊富な選択肢とあらゆる会議に参加できる柔軟性をお客様に提供できると自負しています。RoomOS では、ボタン 1 つで Microsoft Teams、Zoom、Google Meet でのミーティングに参加できます。Microsoft Teams を標準的に利用されているお客様も、RoomOS を使ってどんな会議にでも簡単に参加する必要があるお客様も、比類のない、インテリジェントでインクルーシブなミーティングをシスコ デバイスでご体験いただけます。
RoomOS 11 でハイブリッド コラボレーションを強化 WebexONE 2021 で、RoomOS 11 を発表しました。ユーザーインターフェイスを改良して、さらに多くのワークフローを公開できるようにしており、より直感的にコラボレーションを行えるようになっています。2022 年 11 月のリリースでは、この新しいエクスペリエンスをデフォルトでご利用いただけるようになります。新しいユーザーエクスペリエンスとオペレーティングシステムのコアコンセプトの 1 つがマルチタスク機能です。複数のワークフローを同時に開くことができます。
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RoomOS 11 はハイブリッドワークを考慮して設計されています。People Focus 機能とフレーミング機能を備えた高度なカメラインテリジェンス、組み込みアプリによる生産性向上アプリケーション、ホットデスク機能を使用した柔軟な座席割り当てなどにより、RoomOS 11 はすべてのハイブリッドワーカーに公平さと選択肢を提供します。RoomOS 11 に移行すればこれらの機能をご利用いただけるのはもちろん、新しいアプリケーション アーキテクチャによって、より迅速に機能が強化されていくことにお気づきになるでしょう。 生産性とウェルビーイングを確保するには、コラボレーション エクスペリエンスはシームレスかつ直感的、そしてインクルーシブであるべきです。WebexONE 2022 で、RoomOS 11 を搭載したシスコ デバイス向けの素晴らしい新機能をいくつかご紹介した理由はここにあります。RoomOS 11 は、ハイブリッドワークプレイスを考慮して設計されています。
Webex Meetings のチャットをデバイスで表示 現在、デバイスから Webex Meetings に参加するユーザーは、Webex Meetings で行われているチャットを表示できません。RoomOS 11 を搭載しているデバイスでは、参加者が会話を確認できるため、ハイブリッド会議がより公平になります。どこにいても、すべての人が会話に参加できるのです。
* 本機能の最終的なデザインは、こちらに表示されているものと異なる場合があります。
Prominent view:19 人の参加者とコンテンツの表示が可能 新しいレイアウトオプションが利用可能になったため、シスコ デバイスで Webex Meetings に参加すると重要なものをこれまでより多く同時に表示できます。新しいレイアウトでは 19 人のビデオが表示されます。また、共有コンテンツと発言している人が他より大きく表示されます。このため、コンテンツと発言している人をはっきり見ながら、リアルタイムで反応を確認し、即時にフィードバックを得ることができます。
デバイスでのウェビナーへの参加をサポート これまで、Webex デバイスからはパネリストとしてのみウェビナーに参加できました。今回のリリースでは、出席者としてシスコ デバイスから参加できるようになっています。デバイス利用者は、座ったままリラックして各自のシスコ デバイスからウェビナーに参加できます。オフィスにいる参加者が会議室から一緒にウェビナーに参加することも可能です。
Room Navigator:UX の改善とセンサーデータ Cisco Room Navigator が新たに改善されたことで、最適な会議室が見つけやすくなりました。予約せずに一時的に利用されている会議室については、赤色の LED ライトを点灯し画面に「利用中」と表示して、人が入ってこないようにしています。新しく追加された黄色の LED ライトは、今後の会議用に予約されているものの現在は使用されていない会議室を示しています。スマートセンサーのデータを表示することで、最適な会議室を見つけやすくしています。室内の温度や空気の質、収容可能な人数も確認できます。
ホーム画面ウィジェット RoomOS の中核にあるのは柔軟性です。オープンプラットフォーム上に構築されているので、お好みのツールやウェブベースのコンテンツをワークフローに取り入れることができます。今回は、デバイスのホーム画面にウェブベースのコンテンツを自由に追加できるようにすることで柔軟性を高めています。お客様の組織のニーズやユースケースに合わせて調整し、それに合ったコンテンツを表示することが可能です。
RoomOS 11 をお客様独自のワークフローに合わせてカスタマイズすることによって、よりインクルーシブで直感的かつ生産的なハイブリッドワーク戦略となることを期待しています。