ハイブリッド ワークをサポートするために電話システムをクラウドに移行する方法

On By Lorrissa Horton1 Min Read
Man on phone wearing Cisco headsets looking at Webex
世界の現状を考えると、多くの組織にとって第一の関心は引き続きハイブリッド ワークでしょう。企業は、従業員を安全に職場に復帰させる時期と方法を検討しながらも、柔軟な勤務オプションを維持しようとしています。この変革の中心にあるのが、通話と、場所を問わずに最新の通話エクスペリエンスを提供する機能です。ビジネス リーダーとの話し合いで繰り返し持ち上がるトピックの 1 つは、ハイブリッド ワーク モデルの導入時によくある課題で、ほとんどの従業員が出社しないときに、従業員の生産性をどのように維持するかということです。これが困難な課題である理由は、ハイブリッド ワークにおける全社的なコミュニケーションが、従業員全員がフルタイムでオフィスにいるときのようには効果的でないことです。しかしこの問題は、どこからでも電話に出たりミーティングに参加したりできる、Webex のような新しいコミュニケーション プラットフォームを導入したお客様では解決済みです。現在の制約を考えれば、何をすべきかは明らかです。通話インフラストラクチャをクラウドに移行すること。そうすれば従業員はどこからでも、品質と信頼性を保ちながら安全に通話できます。しかし通常はここで 2 つ目の問題が浮上します。すべてのワークフロー、通話フロー、ビジネス電話システムを含むカスタム アプリケーションを停止させずに、通話とコラボレーションのインフラストラクチャをクラウドに移行し、ビジネスの成功を促進するにはどうすればよいかということです。

お客様に求められる柔軟性を提供

幸いにも、これはクラウドへのスムーズな移行を設計、提供してきたシスコは、この領域を得意としています。オンプレミスのお客様との豊富な経験を持つため、移行計画を合理化し、ビジネス ワークフローや通話フローを停止させることなく移行できます。クラウドにのみ対応しているベンダーでは難しいことです。お客様ごとに状況は異なるため、私たちは柔軟なシスコのポートフォリオとパートナー エコシステムを活用して、さまざまな規模のお客様のクラウド移行を設計してきました。その開始点となるのが非常に優れたコラボレーション エクスペリエンスを提供する Webex です。Webex は市場をリードする通話、ミーティング、メッセージ、投票、イベント、コンタクト センター サービスを組み合わせ、あらゆるワークスペースで利用できるスマート デバイスと統合されたソリューションです。Webex Calling は、Webex Suite の中核となるクラウド ビジネス電話システムです。Webex Calling は、通話エクスペリエンスを、単に音声を聞くことから、業務を確認し、遂行し、完了させるシームレスなコラボレーション エクスペリエンスの一部へと引き上げます。

専用インスタンスでエクスペリエンス向上

現在 Webex Calling には、Cisco Unified Communications Manager アーキテクチャに基づいた専用クラウド インスタンス オプションが含まれています。専用インスタンスは Webex Calling に統合されており、Webex プラットフォーム サービスのメリットを活用できます。以前のシスコ エンドポイント、ローカル サバイバビリティ ソリューション、または重要なビジネス ワークフローの既存の統合などでサポートを必要とするお客様に、クラウドのイノベーションと強化されたエクスペリエンスを提供します。これによりお客様は、オンプレミスと専用クラウドのほか、地域的な規制へのコンプライアンスといった複雑な展開のニーズに対応するマルチテナント クラウドまで、相互運用性を完全に維持しながら、より柔軟に組み合わせて活用できるようになります。

管理のシンプル化

私たちは常にクラウドへの移行をシンプルにすることに取り組んでいますが、お客様が通話とデバイスを 1 つの画面から管理できるようにする機能も強化しています。複数のプロバイダーの複数のシステムを調達、プロビジョニング、管理することは、時間とリソースの面で相当な負担となります。プロビジョニングだけでもかなりの時間がかかり、ストレスとなります。私たちは、Webex Calling と Control Hub を使用することで Cisco Calling Plans および 統合された Cloud Connected PSTN のセットアップ、プロビジョニング、管理のシンプル化に成功しました。数日かかっていた管理タスクも、今では数分しかかかりません。

通話プランとグローバル カバレッジの拡大

私がもう 1 つ皆さんに報告したかったことは、最近発表された Webex Calling の通話プランの拡張です。現在 Webex Calling は、世界中の 85 の市場でサポートされており、Cloud Connected PSTN は 65 か国でサポートされています。ですから、お客様はこれまでより簡単にクラウドでのコラボレーションを安全に管理できるようになりました。最近 Cisco Calling Plans は、米国とカナダに加え、英国にも拡大されました。今後も対象地域は拡大される予定です。全体的に見て、魅力的な機能の開発が進んでいます。これらの機能強化には、もっと柔軟で優れたカスタマー エクスペリエンスを提供しながら、業務プロセスを合理化するための私たちの取り組みがそのまま反映されています。そのすべては、グローバルなカバレッジ、シスコが誇る優れたサービス品質とセキュリティとともに提供されます。

移行を開始する準備は整っていますか?

クラウドへの移行をお考えなら、Webex Calling がお客様のグローバルなニーズに対応する非常に柔軟で包括的な通話オプションを提供いたします。お客様が小規模ビジネス、個人事業者、大規模企業であっても、それぞれに対応する機能をご用意しています。私たちは、クラウド移行のニーズがどのようなものであっても、すべてのお客様のクラウド移行プロセスを支援できます。
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詳細情報 ハイブリッド ワークに正面から取り組む Webex の最新のイノベーション Webex の新機能: 2021 年 9 月 Webex by Cisco が過去最多となる月間 80 億コールを達成 [プレス リリース]

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Lorrissa Horton
Lorrissa Horton SVP/GM, Chief Product Officer Cisco Collaboration Group Cisco
Lorrissa is SVP/GM and Chief Product Officer for Collaboration software at Cisco.
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