シスコ、『IDC MarketScape:全世界の企業向けビデオ会議システムに関するベンダーアセスメント 2025 年』でリーダーに選出

On By Espen Løberg1 Min Read

30年以上にわたり、シスコはコラボレーションの最前線で常にイノベーションを追求し、ハイブリッドワークにおける距離の影響を取り除いて働き方を変革することに努めてきました。テレプレゼンスの黎明期から始まり、最先端の会議室をワンクリックで展開できる現在に至るまで、常に限界を突破する挑戦を続けてきたのです。

これまでの成果を心から誇りに思っていますが、第三者機関から実績が評価される喜びは格別なものです。ここで重大ニュースがあります。シスコが『IDC MarketScape:全世界の企業向けビデオ会議システムに関するベンダーアセスメント 2025 年(IDC MarketScape: Worldwide Enterprise Videoconferencing Systems 2025)』(doc # US52995625、2025 年 9 月)でリーダーに選出されました。これは単なる栄誉ではありません。業界をリードするアナリスト企業からの強い支持の証であり、イノベーションに対する当社の揺るぎない取り組みと、未来の働き方に関する包括的なビジョンを裏付けるものです。今回の評価が私たち全員にどのような意味を持つのか見てみましょう。

「シスコは企業向けビデオ会議システムのリーダー的存在である。同社はワークプレイス体験に関する明確かつ進歩的なビジョンを持ち、そのエンドツーエンドのポートフォリオは、相互運用性によって柔軟性を実現し、AIを活用したコラボレーション、ネットワーキング、セキュリティ、管理機能を統合している」

IDC 社、ユニファイド コミュニケーションおよびコラボレーション部門、調査担当マネージャー、Jitesh Gera 氏

これはシスコにとって単なる勝利ではなく、世界中のお客様に次のような幅広いコラボレーション体験を提供するという取り組みが評価されたことを意味します。

  • シームレスでセキュアなハイブリッドワーク
  • インテリジェントで将来を見据えたコラボレーション
  • 他に類を見ない柔軟性と相互運用性

シームレスでセキュアなハイブリッドワーク

現代の働き方にとって重要なのは、会議室をビデオ対応にすることだけでなく、あらゆるやり取りを生産的かつ安全に行えるエコシステムを構築することだとシスコは理解しています。IDC MarketScape でリーダーに選出されたことは、業界最高レベルのセキュリティを基盤としたエンドツーエンドのソリューションを提供できる当社の能力が評価された証であると考えます。

エンドツーエンド ソリューション

シスコは優れたビデオ会議用ハードウェアを提供していますが、非常に幅広い連携型のコラボレーション体験も提供しています。IDC MarketScape は「シスコはこの業界で最も包括的なコミュニケーションおよびコラボレーションソリューションを提供しており、ソフトウェア面ではWebexプラットフォーム、ハードウェア面では幅広いAV機器、そしてネットワーキング、セキュリティ、可視性の面ではThousandEyes(ネットワークインテリジェンスプラットフォーム)、Control Hub(デバイスおよびプラットフォーム管理ポータル)などの関連製品およびサービスによって対応している」と指摘しています。つまり、当社のビデオ会議デバイスは単なる端末ではなく、ネットワークを拡張する重要な要素であり、それらすべてが連携して素晴らしいユーザー体験を実現しています。

セキュリティへの揺るぎない取り組み

デジタル脅威が日常的に発生する現在、セキュリティはシスコにとって補完的なものではなく、根幹となる機能です。当社のデバイスは、セキュリティを中心に設計されているため、通信とデータは常に保護されます。IDC MarketScape レポートは、「シスコはセキュリティの分野で標準を確立しており、行政、防衛、金融、その他重要な業界での使用を認証されたソリューションを提供している」と述べています。

インテリジェントで将来を見据えたコラボレーションの実現

将来のインテリジェントなコラボレーションを見据え、シスコは 10 年以上前に準備を始めました。最先端の AI 機能への取り組みと明確な戦略的ビジョンにより、当社のソリューションは現在のニーズを満たすだけでなく、未来のイノベーションにも対応できます。

強力な戦略的ビジョンとロードマップ

シスコの業界最高水準の技術力は、10 年以上にわたる戦略と、強力な業界パートナーシップの賜物です。IDC MarketScape は「同社は、NVIDIAとの提携によるAI機能の継続的な強化と、ユニファイドコミュニケーションおよびコラボレーションのプラットフォーム面、デバイス面、管理面、ネットワーキング面に対する統合的かつ包括的なアプローチを目指している」と示しています。当社は明確なビジョンとロードマップに基づき、最新の AI 技術に対応すべくポートフォリオを進化させ、真に連携した包括的な体験を提供することで、お客様とともに常に時代を先取りできるように努めています。

業界屈指の AI と管理機能

シスコのデバイスには、会議の公平性とユーザー体験を真に革新する AI が搭載されています。Apple Vision Pro を使用する空間コラボレーション、インテリジェント フレーミング、話者追跡、ノイズキャンセリングなどの機能は、会議のあり方を変革し、当社が「Distance Zero(距離感ゼロ)」と呼ぶハイブリッドワーク体験を作り出します。

IDC MarketScape レポートは、「Control Hubは、プラットフォーム、デバイス、ワークスペースを一元的に管理するAI搭載の業界標準管理ポータルである。リモートアクセス機能により会議室の状況を詳細に可視化し、把握した問題を確認、修正できるほか、AIを活用した問題の事前特定、自動アラートおよび自動問題解決、そしてデバイスやシステムの全般的なヘルスモニタリング機能も提供している」と述べています。

あらゆるワークスペースに柔軟に対応

現代の組織は多様なプラットフォームを使用して運営されており、それぞれ独自のニーズを持っています。実際、企業の大半は業務遂行のために複数の会議用プラットフォームを利用していることが判明しています。シスコが市場でリーダー的な地位を確立している背景には、他に類を見ない相互運用性への取り組みと堅牢なサポートエコシステムの存在もあると私たちは考えています。

オープンで相互運用可能

コラボレーションスイートの核である Webex をシスコは高く評価していますが、その一方で当社の技術へのオープンなアプローチも支持しています。IDC MarketScape は「シスコのビデオ会議デバイスはWebexに最適化されているが、同社はMicrosoft Teams Rooms認定機器も提供している。2025年第4四半期からは、Zoom認定デバイスも提供予定であり、Google Meetとの相互運用性も強化する予定である。また、Desk、Board、RoomシリーズシステムはすべてBYODにも対応しており、USB経由で他のあらゆる会議プラットフォームに接続可能である」と述べています。このオープンなアプローチにより、お客様は場所に関係なく誰とでも簡単に接続できる柔軟性を得られるだけでなく、会議ソリューションへの既存の投資も最大限に活用できます。

シスコの最大の強み

CX(Customer Experience)チームは、シスコにおける最大の強みのひとつです。この強力なチームによって、お客様による技術のスムーズな展開、活用、維持を支援しています。CX チームは、お客様のレジリエンスと業務運営をどのような困難な状況でもサポートします。IDC MarketScape はシスコの主な強みを「自社だけでなく、幅広いチャネルパートナーネットワークによって提供されるプロフェッショナルサービス能力」と評価しています。

私たちは、IDC MarketScape レポートが「AI を活用した新しい働き方を『可能』レベルから『卓越』レベルにまで押し上げる世界を創造する」というシスコのビジョンをあらためて支持したものと考えています。シスコが「リーダー」として評価された詳細な理由については、レポートの抜粋をお読みください。今回の評価は大変誇らしく、皆様とともに築く未来に期待を膨らませています。

IDC MarketScape:全世界の企業向けビデオ会議システムに関するベンダーアセスメント 2025 年

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Espen Løberg
Espen Løberg Vice President & General Manager, Collaboration Devices Cisco
Espen Løberg is the Vice President and General Manager of the collaboration devices business at Cisco.
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