Cisco Live 2026 において、シスコの AgenticOps 向け統合プラットフォームである Cisco Cloud Control を発表しました。この AI ネイティブな管理プラットフォームは、組織による IT インフラの管理、運用、最適化の在り方を再定義します。
Cisco Cloud Control により、チームはセキュアなシングルサインオンでシスコ環境全体へ一元的にアクセスできます。ネットワーキング、セキュリティ、オブザーバビリティ、コンピュート、コラボレーションといった各分野を統合し、統一された運用環境を実現します。
Cisco Cloud Control が実現する統合コラボレーション管理

Webex を利用するお客様にとって、これは新たなステージの始まりです。Control Hub は Cisco Cloud Control に組み込まれました。ユーザー、デバイス、ワークスペース、コラボレーションサービスを管理するために利用されてきた強力なツール群は、シスコの AgenticOps 向け統合プラットフォームの一部となり、コラボレーション管理をより広範な AI ネイティブ運用環境へと拡張します。
Cisco Cloud Control の提供開始に伴い、Webex Control Hub は Collaboration Control Hub という新名称になります。これはシスコの幅広いコラボレーション ポートフォリオと、そのエコシステム全体における役割を反映したものです。この名称変更によって、Control Hub が提供する管理範囲がより明確になります。Webex やシスコデバイス、ワークスペース、サービスに加え、Microsoft Teams Rooms (MTR)認定デバイス、Zoom デバイス、Vidcast、Slido などの非 Webex 環境との統合もサポートしています。
AI Canvas:エージェント型障害対応によるコラボレーション支援
AI Canvas は Cisco Cloud Control の中核を成す機能です。AI Canvas は、管理者が自然な言葉で問い合わせを行い、Control Hub やシスコの各種プラットフォームから得られた情報を基に回答を受けられる協調型エージェントワークスペースを提供します。AI Canvas を利用すれば、問題の発生源を特定するために複数のツールを行き来する必要はありません。共有されたコンテキストを基に調査を行い、考えられる原因を把握し、推奨される次の対応策を 1 か所で確認できます。
Webex 管理者にとって、これはコラボレーション環境全体における障害対応の簡素化につながります。AI Canvas は、Control Hub のデータと ThousandEyes や Meraki などのプラットフォームから得られるシグナルを関連付けることで、パフォーマンス問題が発生している箇所を特定し、リアルタイム メディア トラフィックを優先するための Meraki QoS ポリシーの更新など、適切な是正措置を提案できます。これにより、チームは問題の兆候から根本原因の特定、そして解決までを迅速に進めることができ、組織全体のサービス品質向上につながります。
コラボレーション運用の未来はここから始まる
Cisco Cloud Control、Collaboration Control Hub、AI Canvas は、AI ネイティブなコラボレーション運用の未来に向けた重要な一歩となります。シスコのポートフォリオを 1 つの統合システムとして結び付けることで、チームはより広範な可視性を得られ、障害対応を簡素化し、コラボレーション環境とそれを支える領域全体で、分析結果から解決までを迅速に進められるようになります。Cisco Cloud Control 内の Control Hub と AI Canvas は現在、限定的に提供されており、統合されたエージェント型 IT 運用の未来をいち早く体験する機会を提供しています。
関連資料:





