テレワークやハイブリッド勤務が拡大するにつれ、従来のオンプレミス PBX 電話システムは姿を消し、柔軟性と拡張性に優れたクラウド通話が新たな標準となりつつあります。 クラウド通話では、デバイスや場所を問わない、チームや顧客とのコミュニケーションが可能になります。 クラウド通話は音声通話やビデオ会議などの機能を提供しますが、それだけではありません。 今回は、次世代のチームコラボレーションを実現する、あまり馴染みのない 7 つのクラウド通話機能をご紹介します。
1) ビジネス番号の利用と通話ルーティング
単一のビジネス番号を窓口にできるため、顧客からの問い合わせが容易になります。 発信者はクラウド通話インターフェースで確認できます。応答するか、対応可能な従業員に転送するかを着信時に選べることも特徴です。 既存の電話番号も利用できるため移行はシームレスです。
2) 高度な通話機能
クラウド通話は、PBX が提供する以下のような機能をすべて提供します。
- 電話メニュー
- コール待機
- 保留 / 再開
- 応答
- 事前設定に基づく転送
- 応答不可設定
- 応答後の転送
会議への入退も、デバイスの切り替え(スマートフォンからラップトップなど)も簡単です。 同僚や顧客を追加することで、その場で通話を会議に変えることもできます。
3) メッセージ機能とコラボレーション
クラウド通話の機能は、単なる電話に留まりません。コミュニケーションのあらゆる側面を簡素化できる点にその価値があります。 たとえば同僚にチャットで直接連絡できるほか、チーム全体に一斉連絡を送ることもできます。 あらゆる種類のファイルを共有可能で、デジタルホワイトボードを使ったコラボレーションや、今後のプロジェクトに向けたブレインストーミングも手軽に利用できます。 メッセージでは絵文字やアニメーション GIF、リアクションもご利用いただけます。
4) カレンダーとの統合
重要な電話や会議を忘れていた、という事態を防げます。 クラウド通話はカレンダーとシームレスに統合可能で、スケジュールを追跡して事前に教えてくれます。
5) AI の会議アシスタント
統合コラボレーションスイートの一部としてクラウド通話システムを導入している場合、音声対応の会議アシスタントといった便利な機能もご利用いただけます。 議事録や会議のハイライトの作成は会議アシスタントに任せておき、会議自体にフォーカスすることができます。 リアルタイムの文字起こしやクローズドキャプション機能により聞き間違いが減り、障害のある人に向けたプレゼンテーションも容易になります。 会議後、アシスタントはハイライトとアクションアイテムを含む要約メールを作成。全員のペースを維持するために効力を発揮します。
6) 録画・録音
会議に参加できなかった場合でも、心配はいりません。 会議は録画・録音されるため、大切な情報を後でいつでも確認できます。 またアクセシビリティ対応や参照目的で自動の文字起こしを活用することも可能です。
7) セキュリティ
ビデオ会議、ファイルの共有、クライアントとの通話などを提供するクラウド通話サービスでは、セキュリティが最優先されています。 ファイルはクラウドに安全に保存され、必要なときにいつでも利用できるため、ファイルの消失を心配する必要はありません。
クラウド通話により、シームレスなコミュニケーションを維持可能
オフィス、自宅、外出先など、どこで作業していても、シームレスなコミュニケーションは不可欠です。
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