RoomOS の最新情報：6 月のアップデート

6 月に、シスコはハイブリッドワーク環境での成功をサポートする一連の機能をリリースします。誰もがリアルタイムでリアクションしてフィードバックを返したり、物理的な会議室を簡単に予約したり、Webex アプリのスペースに関連するコンテンツに簡単にアクセスできる手段を従業員に提供したりできます。

挙手のジェスチャー認識

ジェスチャーは、言葉を連ねるよりも多くのことを伝えます。いつもそうとは限らないにせよ、効果的にコミュニケーションを取るにはジェスチャーを理解することが最も重要です。シスコでは以前から、誰もが意見を述べることができ、大規模なミーティングをより組織だったものにする「挙手」機能を導入しています。今回、Desk Pro で挙手がジェスチャーとして認識されるようになりました。カメラの前で手を挙げるだけでジェスチャーが検出され、円形の確認画面が表示されます。このジェスチャーを認識させるには、円が完成するまで手を挙げ続けます。円が完成する前に手を下げると、アクションはキャンセルされます。ジェスチャー制御はデフォルトでオフになっていますが、[設定（Settings）] メニューでオンにできます。この機能のヘルプ記事はこちらにあります。

ミーティング内でのリアクション

大規模な全員参加のミーティングで誰かが魅力的なプレゼンテーションを行っている状況を想像してみてください。あなたは、リアルタイムでフィードバックを返したり、拍手したり、賛成したりしたいと思う一方、発言者の邪魔をしたり、ミーティングを止めてしまったりしたくはないと考えています。ミーティング内でのリアクションにより、Webex の参加者は画面上の絵文字を通じて現在行われていることに対するリアクションを取り、言語以外の方法で会議に参加していることを示せます。詳細については、こちらのヘルプ記事をご覧ください。

Webex ミーティングの主催者による参加者のビデオの停止

参加者のビデオをミュートしたいと思う場面は数多くあります。あなたが教師で子供たちにリモートで授業を行っているのであれば、そのうちの何人かが他の子供の邪魔になっていることもあるでしょう。また、リモートで面談を行っているときに、面談中の子供が取り乱したり、ふざけたりすることもあると思います。そこでシスコは、主催者や共同主催者がミーティングの参加者のビデオをミュートできるようにしました。リモートの参加者は、いつでもビデオのミュートを解除できます。この機能のヘルプ記事はこちらにあります。

パーソナルモードからのスペースへのアクセス

シスコでは現在、Webex アプリと組み合わせたときに、パーソナルモードの Webex Room デバイスから Webex アプリのスペースに関連するコンテンツにユーザーが簡単にアクセスできるようにしています。これはしばらくの間、共有モードのデバイスで提供されていた機能です。また一貫性を確保するため、パーソナルモードのデバイスでこうしたコンテンツにアクセスする際のユーザーのフローは、共有モードのデバイスで提供される既存のエクスペリエンスと同じになっています。詳細については、こちらのヘルプ記事をご覧ください。

形状認識の改善

2 月に、シスコは Webex Desk Pro または Webex Board のホワイトボードで描いた図を少し補正するのに役立つ素晴らしいツールを追加しました。特定の図を描くとホワイトボードがそれを検出し、筆跡をたどって図を補正します。シスコではこのツールにさらに図形を追加しており、現在では、ホワイトボードが矢印と曲線を認識してその筆跡をたどれるようになっています。このツールは、図を長押しすると起動します。詳細については、Webex Board シリーズまたは Webex Desk シリーズのヘルプ記事をご覧ください。

Webex 会議室外からの会議室予約

シスコは以前、Webex Room Navigator を使用して会議室の中から会議室を予約できるようにしました。その後この機能をさらに発展させ、Cisco Webex Room Navigator で会議室の外部からも会議室を予約できるようにしました。ウォールマウントには、（どの面からも見える）細いカラーライトが付いており、ユーザーは遠くから会議室の利用状況をはっきりと確認できます。また、予約していた会議室にチェックインしたり、その場で会議室を予約したり、会議室の詳細やカレンダーを確認したりすることもできます。 Webex Room のライセンスに含まれているこのネイティブの予約機能により、環境を簡素化してコストを削減し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。この機能のヘルプ記事はこちらにあります。