ハイブリッド ワーク エクスペリエンスを向上させる柔軟なコラボレーション ソリューションとオープン プラットフォーム

On By Patrick Eustace1 Min Read
People in a meeting room having a video conference
私たちは今、どこからでも、誰とでもつながることができる世界に慣れています。携帯電話を使って会議に参加したり、ネットワーク プロバイダーを経由して友人に電話をかけたり、いくつものソーシャル メディアにコンテンツを投稿したりすることができます。働き方は進化していて、通常の 9 時〜 5 時のオフィス勤務ではなく、ほとんどの人がハイブリッド ワーク モデルを採用しています。そのため、個人のデバイスでアプリケーションを使用してさまざまなミーティング プラットフォームに接続することが当たり前になっています。 では、職場環境に話を戻すと、なぜ専用のコラボレーション デバイスの使い方を変える必要があるのでしょうか。 私の会議の大半は Webex で行われていますが、パートナー、お客様、サプライヤーとの電話や会議に毎日参加しており、そのすべてがそれぞれ異なるオンライン ミーティング プラットフォームを使用しています。当社独自の調査では、85% のお客様が組織内で 2 つ以上のオンライン ミーティング プラットフォームを使用していることがわかりました。

Webex デバイスでは、日々のコラボレーション エクスペリエンスにおいて、お客様に柔軟なソリューションを提供することに力を入れています。シスコのデバイスはオープン プラットフォームで構築されているため、どんな会議にも簡単に参加することができます。Webex Desk Pro のホーム画面にある緑色の参加ボタンを押すだけで、Webex、Microsoft Teams、Zoom、Google のミーティングに参加できるためとても便利です。では、一番の魅力は何でしょうか。Best Overviewノイズ キャンセレーションバーチャル背景Webex Assistant などの機能は、使用するミーティング プラットフォームに関係なく、デバイスから直接利用することができます。 シスコがオープン プラットフォームに力を尽くしてきたのは、ミーティングの相互運用性を満たすためだけではありません。シスコのマルチプラットフォーム電話は、多くの通話サービス プロバイダーとの接続を可能にします。また、Enterprise Connect 2022 で発表された新機能により、Airplay を使って Apple デバイス から直接デバイスに接続できるようになりました。

緑色のボタン 1 つで複数の会議に参加

なぜ私が Webex デバイスとオープン プラットフォーム戦略を気に入っているのか、その理由をおわかりいただけたと思います。では、従業員と組織にとって、どのような意味があるのかを見ていきましょう。

Microsoft Teams のサポート

シスコの Video Integration for Microsoft Teams ライセンスをお持ちであれば、コラボレーション デバイスを使用して Microsoft Teams のミーティングに直接参加し、ビデオ レイアウト、コンテンツ共有、マイクやビデオのミュートとミュート解除などの機能を備えた、充実したマルチスクリーン体験を楽しむことができます。また、Webex デバイスでは、業界標準の WebRTC を使用して Microsoft Teams ミーティングに参加することができます。 どちらの参加方法でも、画面上の One Button to Push 機能を利用できるため、ユーザーは緑色の参加ボタンを押すだけで常に時間どおりに会議に参加できます。

Google のサポート

WebRTC のサポートは、Google Meet にも拡張しています。このサポートは 2021 年末に開始され、スケジュール設定されたミーティングと臨時ミーティングの両方に簡単にアクセスできるようになりました。Google の通話に参加するには、使いやすい One Button to Push 機能を使用する方法か、会議情報をキー入力する方法を選択できます。 Webex デバイスから Google の通話に参加する場合、使い慣れた Google の操作を利用できます。このサポートは追加料金が不要で、Control Hub で有効にするだけで無料で利用できます。

Control Hub から直接、Microsoft Teams と Google の WebRTC 相互運用サポートを有効に設定

Zoom

Zoom Conference Room Connector を利用して、Webex デバイスを Zoom Meetings に参加させることができます。Zoom Meetings では、Webex デバイスのすべてのローカル機能と、片方向のホワイトボードや双方向のコンテンツ共有を引き続き利用できます。また、シスコは Webex デバイスのマクロを構築し、Zoom Meetings でユーザーが使用できる機能を拡張しています。さらに、手を挙げる/手を下ろす、参加者リストの表示、会議情報の表示、ロビー管理などの機能も備えています。 他のプラットフォームと同様に、参加するには、One Button to Push 機能を使用する方法か、Zoom Meetings の ID 情報をキー入力する方法を選択できます。 相互運用性に関する電子書籍では、シスコが提供するサービスや製品について詳しく紹介しています。Webex デバイスは引き続きお客様のニーズに応えるため、デバイスのオープン プラットフォーム機能を強化していきます。今後も最新情報をお届けしますので、ご期待ください。

幅広いサード パーティー アプリケーションのサポート

シスコのオープン プラットフォームの精神は、ミーティングの相互運用サポートにとどまりません。RoomOS 11 の発表を受けて、Webex デバイス チームは、ハイブリッド ワークを後押しし、組織がオープン プラットフォーム モデルを採用できるようにするモデルを構築しました。Room OS11 ではすべてが Web アプリケーションとして動作するようになったため、ご希望のサード パーティー アプリケーションを簡単に追加できるようになりました。 この機能により、任意の URL を追加して、デバイスのホーム画面にショートカットを作成したり、ミーティング サービスに関係なく通話中にサイトを共有したり、Webex での通話中にデバイス間で共有した Miro ボードで共同作業を行ったりすることができます。これにより、コラボレーションをレベル アップすることができます。お客様はこれらの機能を利用して、ダッシュボードを共有したり、プロジェクト更新画面で特定分野の専門家とやり取りしたり、さらには Docusign などのアプリを統合することで収益を生むワークフローを実現したりすることで、仕事の効率を高めています。

Webex デバイスに追加できるアプリの例

想像力次第で、シスコのコラボレーション デバイスの機能は無限に広がります。

電話 – マルチプラットフォーム電話

オープン プラットフォームの取り組みは、電話デバイスにも及んでいます。マルチプラットフォーム電話ポートフォリオでは、シスコの電話プラットフォームとともに、Ribbon、RingCentral、8×8、Asterisk、Metaswitch、Centile など、最大 9 社の主要な通話サービス ベンダーと接続することができます。

Control Hub からのデバイスの管理

Control Hub では、管理者がコラボレーション スイート全体を一元的に管理することができます。Microsoft Teams 会議の VIMT 通話用のインサイト サポートにより、ユーザーが体験している通話の質に関するインサイトを得ることができます。これらのインサイトを活用して、管理者はデータによって裏付けられたビジネス クリティカルな意思決定を行うことができるようになりました。

プロジェクト ワークプレイス

プロジェクト ワークプレイスでは、オープン プラットフォーム製品に関する最新のインサイトをはじめ、シスコのデバイスおよび周辺機器のポートフォリオが、自宅オフィスから通勤、職場までのさまざまなハイブリッド ワークの課題をどのように解決するかについての概要をご覧いただけます。また、最新の製品情報、クラウドの活用方法、そして最高のエクスペリエンスを実現するためにデバイスを最適化する方法についてご紹介しています。 その他の記事 RoomOS の新機能: 3 月のアップデート Webex Room Navigator で、使い慣れたワークプレイス アプリを活用 ビデオ会議ソリューションを超える機能を提供: ワーク エクスペリエンスを刷新

About The Author

Patrick Eustace
Patrick Eustace Strategic Growth & Go to Market Product Manager Cisco
Patrick is a Strategic Growth & Go to Market Product Manager for the Cisco Webex Device portfolio, encompassing Desk Devices, Room Devices, Headsets, Phones and Cameras, with an emphasis on our Webex on Webex Gold Standard and Device open interop positioning. Passionate about customer experience, he joined Cisco in 2008 and holds over a decades Collaboration industry experience working across product, engineering, design, go to market and customer sales teams to drive our collaboration suite market adoption. Prior to his current role, he was lead Desktop PM for Jabber and Webex Teams, introducing Jabber Softphone for VDI (JVDI) to the portfolio and defining the VDI strategy.
Learn more

Topics


More like this