ハイブリッドの人間的な側面について

On By Snorre Kjesbu1 Min Read
Snorre Devices Blog
影響は目に見える形ではっきり表れています。ソーシャル メディア プラットフォームで #workfromhome や #remotework を検索すると、スターバックスのドライブスルーでミーティングに参加したり、ビデオ カメラをつけたり消したり、日常生活に会社の専門用語を冗談で取り入れたりなど、リモート ワークの様子に関する面白い動画が見つかります。ハイブリッド勤務環境が日常生活の中心になってきていることは明らかです。人間的な体験は、以前の 9 時 5 時勤務の時代から変化しています。 人間的な体験の変化に伴い、コラボレーション テクノロジーに対するニーズも変化しています。ハイブリッド ワークを促進するエンタープライズ テクノロジーを選択する際は、これらのニーズを中心に据える必要があります。特に、選択肢と柔軟性のニーズ、およびハイブリッド コラボレーションを実現する適応可能なテクノロジーのニーズは重要です。

選択肢を求める声に応えるには、ソフトウェアによる一貫性と完全性の確保が必要

シスコが初めて実施した「ハイブリッド ワーク インデックス」によると、64% の人が、オフィス通勤ではなく場所を問わず働けるかどうかが、仕事を続けるか否かに直接影響すると回答しています。柔軟性を求める声の急増は、働く場所にかかわらず、テクノロジーが等しく直感的かつ機能的で、管理しやすいものでなければならないことを意味しています。これが実現できるのは、1 日を通して使用する一連のデバイスが、1 つのソフトウェア エクスペリエンスでつながっている場合だけです。前にも述べたとおり、Webex Devices は、働く場所を問わない 1 つの一貫したコラボレーション体験を構築します。この一貫性は、インテリジェントに設計されたハードウェアが優れたソフトウェアに結び付けられている場合にのみ得られます。これは、車内で携帯電話を利用する場合と、ホーム オフィスからデスク デバイスを利用する場合のユーザー エクスペリエンスが同じであるということです。働く場所や働き方に関係なく、すべてのエクスペリエンスはシームレスかつ容易なものであることが必要です。また、オフィス勤務が再開した場合も、会議室に集まる従業員と、その日オフィスに来ることができない従業員のエクスペリエンスが同じである必要があります。 しかし、場所を問わずテクノロジーにアクセスできるだけでは、一貫性は実現しません。たとえば、車のディーラーの待合室からミーティングに参加している人がいるとします。背後の窓からカメラに直射日光が差し込んだり、気が散る背景ノイズをマイクが拾ってしまうと、コラボレーションが難しくなってきます。表情や言語以外の合図を明確に確認できない場合、誤解が生じます。音声に一貫性がない場合、思考の流れが妨げられ、ユーザーはストレスを感じます。ハイブリッド ワークには一貫性完全性が必要です会議室用デバイスから自宅または外出先で使用されるカメラヘッドセットに至るまでのシスコのプロダクト ポートフォリオ全体が、働く場所を問わず、対面コラボレーションの完全性を維持するインテリジェントな機能を提供するよう設計されているのはそのためです。シスコのハードウェアとソフトウェアの統合により、エコー、背景ノイズ、音の歪みなどのよくある問題が解消され、長いビデオ会議によって人間に生じる疲労や精神的緊張が最大限緩和されます。

複数の電話サービスとミーティング サービスが存在するハイブリッドの現実

このような人間的な面の現実にシスコは取り組んでいます。実際、シスコの製品設計を最初から推進してきたのは、人間的な体験を提供する人間中心のアプローチです。たとえば、さまざまなミーティング サービスと電話サービスが存在するという現実があります。シスコの顧客である大手健康保険会社は、その状況を「当社で行われるミーティングの 80% は当社が選択した社内プラットフォームで行っていますが、残り 20% は他のプラットフォームで行っています」と説明しています。パートナーや顧客が使用するプラットフォームを決めることはできず、残り 20% の、他のミーティングや電話のシナリオに利用できるテクノロジーが必要になります。1 つのサービス プロバイダーにしか対応しない携帯電話など、受け入れられません。 Webex デバイスは相互運用性に優れています。ユーザーは、サードパーティのソリューションを大規模に展開することなく、仕事中に Webex、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams のミーティングを使い分けることができます。管理者がサードパーティのミーティング サービスを有効にするだけで、ユーザーは、ミーティングのタイプにかかわらず、革新的なノイズ除去や「Optimize for my voice」など固有のデバイス機能を活用できます。また新たに提供開始した RoomOS 11 では、柔軟なレイアウト オプション、アプリベースのタスク切り替え、柔軟なスクリーン レイアウトを使って、複数のミーティング タイプにわたって最適化された 1 つのユーザー エクスペリエンスを得ることができます。マルチタスクやコラボレーションをシンプルにするまったく新しいユーザー インターフェイスにより、場所を問わず、直感的に連携できます。 ezgif.com-gif-maker-8 これは新しい働き方に合った新しいインターフェイスです。人間的な体験の変化に伴い、ハイブリッド ワークが日常生活や話題の中心になってきています。先日 TikTok で #hybridwork と検索したところ、「週末戦士」になったり、仕事の後に新しい趣味を始めることを夢見たり、新しい形の 9 時 5 時勤務で実現できるワークライフ バランスに賛同するなど、新しい勤務環境が称賛されていました。TikTok の動画につながるインスピレーションのようなものこそ、シスコが目指しているものです。つまり、ニュー ノーマルな時代に前向きな気持ちを引き起こすワーク エクスペリエンスと、意欲をかきたてる直感的なコラボレーションです。
人間中心のコラボレーション ソリューションの詳細については、プロジェクト ワークスペースを参照してください。Snorre の話をもっと聞きたい場合は、Twitter でフォローしてください。
その他の記事 あらゆるタイプのワークスペースに適応する最新 Webex デバイス Webex と Google Meet: 組み込みの相互運用性を介したインクルーシブ体験 ハイブリッドな働き方を実現する Webex Devices

About The Author

Snorre Kjesbu
Snorre Kjesbu Senior Vice President & General Manager Cisco
Snorre Kjesbu is Senior Vice President & General Manager of Webex Devices at Cisco.
Learn more

Topics


More like this