ハイブリッド オフィスにおける会議室予約: 会議スペースにプロさながらのインテリジェンスを組み込み

On By Arnaud Caigniet1 Min Read

Webex Room Navigator の新しい会議室予約ソリューションが正式にリリース

昨年、シスコは Webex Room Navigator を発表しました。 直感的なタッチパネルで、ビデオ会議、会議室コントロール、コンテンツ共有、会議室予約の機能をすぐに利用できます。 3 月には、テーブル スタンド タイプの Room Navigator もリリース。会議室内で臨時ミーティングで使う会議室を予約できるようになりました。 そして今回、さらに一歩進み、壁掛けタイプのデバイスで、会議室の外でも会議室予約ができるようになりました。 会議室予約は、Webex プラットフォームのネイティブ機能です。 会議用スペースにすでに Webex のデバイスを設置しているお客様は、Control Hub でスイッチをフリックするだけで会議室予約の機能を有効にできます。追加費用は掛かりません。 会議室予約は、インテリジェントな職場の実現を目指すうえで、まさに革新的な機能です。1 日の中で発生する面倒な手間をなくし、インテリジェントなツールを提供します。また、従業員の行動をリアルタイムで変え、安全性と生産性が確保できるようになります。では、どうやって会議室予約の体験をこれまでにないレベルへと引き上げているのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

適切な場所で適切な機能を提供

会議室予約の延長のために、どうして会話を中断しなくてはいけないのでしょう? Webex のスマートな会議室予約ソリューションの独自性は、その使用法にあります。 会議室外に設置されたタッチパネルは、予約機能を利用するのに最適とは限りません。 しかし、Webex Room Navigator が会議室の内外に設置されれば、適切な場所で適切な機能を使えるようになります。どちらかを直観的なテーブル スタンド型、もう片方をすっきりした壁掛け型にすることもできます。 部屋の中で利用できたらいいとユーザーが考える機能の例としては、ミーティングの延長、ミーティング終了のリマインダー、予約していない会議室のリマインダー、チェックアウトなどがあります。 一方、空室状況、会議室のスケジュール、スピーディな予約インターフェースなどは、会議室を探している場合オープン スペースで使いたい機能です。 Webex の会議室予約では、これらの機能すべてを、インテリジェントかつ使いやすい単一のソリューションにまとめています。 ボタンを押すのも面倒ですか? 問題ありません。 AI を活用したバーチャル音声アシスタントが音声コマンドを受け付けます。これにより、一切手を触れることなくミーティングの操作、会議室予約、ミーティングの延長を行えます。

会議室内の Webex Room Navigator が、通話中のユーザーに予約延長を提案

図 2: 会議室内の Webex Room Navigator が、通話中のユーザーに予約延長を提案

IT 部門や施設部門は、物理的な会議室のインテリジェントでハイブリッドなコラボレーション スペースへの転換を図っています。そのため、会議室内の 1 つの画面ですべての会議室コントロール機能を利用できるようにすることが極めて重要です。 そこで、Webex Room Navigator には複数の機能が融合されています。例えばビデオ会議の機材の制御のほか、会議室予約機能、環境センサー、照明やブラインドに独自の制御を追加できる拡張機能などです。
会議室を予約

図 3: Webex Room Navigator の会議室予約サービスの一例

 

自動化を導入して面倒な手間を一掃

空いている会議室を探すのに時間を浪費したり、煩雑な会議室予約プロセスで行き詰ったり、当日誰も集まらなかったり不要だった会議室のキャンセルに対応したり、面倒の数々にうんざりしてはいませんか? スマートな自動メカニズムを導入すれば、予約機能を強化し、スペースの使用を最適化できます。 Webex デバイス上でスマートな会議室予約機能を実現するため、独自の拡張機能だけでなく、マクロも実行することができます。誰かが部屋に入ってきたら自動的に会議室を予約したり、スケジュール設定されていたミーティングに誰も来なかった場合に自動的にキャンセルしたりといったオプション機能を追加すれば、オフィス スペースの使用を最適化できます。 誰でも、独自の自動機能を設計し、会議室内に設置済みの各センサーを利用して会議室それぞれのタイプに合ったメカニズムを作成できます。 ぜひ次の動画をご覧ください。同僚の Dustin が、誰も集まらなかった会議室を自動キャンセルする仕組みについて説明しています。

 

大きなメリット

会議室要約、環境センサー、ビデオ会議コントロール、会議室コントロール、分析といった機能を組み合わせようとすれば、入手するのもインストールするのも管理するのも複雑でコストがかさむものでした。 ですが、これからは違います。 Webex では、このような豊富な機能をすべて集約して一元化し、タッチ パネル 1 つにまとめたソリューションを設計しました。現時点で、こうしたソリューションは他にはありません。チームの会議室予約を合理化できるほか、不動産を最適化し、安全なオフィス勤務の再開を推進できます。 Webex Room Navigator は、実売価格 800 ドル以下かつ追加ライセンス不要で、インテリジェントなスペース管理を実現できます。大規模に導入する場合はさらにお得な価格になります。 ぜひ導入して、勘に頼った会議室予約をやめ、オフィス勤務の従業員のワークフローをシンプルにし、ストレスのない仕事環境を実現しましょう。

6 月 22 日 (火) 東部時間 11:00 から開催されるライブ ウェビナーにご参加ください。スマート テクノロジーを活用し、未来のハイブリッド勤務に対応したインクルーシブでインテリジェントな勤務環境とコラボレーション スペースを構築する正しい手順について詳しく説明します。 この限定イベントは、登録数に限りがあります。今すぐご登録ください

詳細情報 Webex の新機能: 2021 年 6 月 Webex と mmhmmm で、魅力と没入感にあふれるミーティングやイベントを実現 Webex デバイス、2021 年の Red Dot Awards で再びベスト プロダクト デザインに選出

About The Author

Arnaud Caigniet Engineering Product Manager Cisco
Arnaud leads the Webex Intelligence Workplace initiative at Cisco – a new solution that addresses the needs of modern facilities and conjugates it with collaboration tools.
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