リアルタイムのミーティングは、他の人と連携し、関係者をまとめるための非常に効率的な手段の 1 つです。しかしあまり頻繁に行うと、多くの人はミーティング疲れに陥ってしまいます。だからこそ、ミーティ明確な目的があり、参加者を引き付けるものである必要があります。対面でのやり取りでは 1 分 1 秒が貴重であることを認識し、私たちはもっと人を引き付ける、双方向性を持ったミーティング エクスペリエンスを提供するために取り組んできました。今月は、ミーティングだけでなくイベントの効果も最大限に高める機能を追加していますのでご紹介します。まず、ユーザーはミーティングやイベントで共有しているコンテンツの前面に自分を表示して、オーディエンスにこれまでよりイマーシブなエクスペリエンスを提供できるようになりました。2 つ目は、有料版の Webex Meetings のすべてのユーザーが、Slido によるライブの投票および Q&A 機能にアクセスできるようになりました。3 つ目は、Slido が Webex Events でも利用可能になりました。最後に、バックグラウンド ノイズ除去機能の域を超えて、集中の妨げとなる人の声をミーティングから消去できる「Optimize for my voice」機能が登場しました。イマーシブ シェアや Slido の機能に加え、今月は Calling、Meetings および アプリのエクスペリエンスを強化する機能の提供も開始します。
- 外部のミーティングに参加するユーザーのコラボレーションの制限
- タブレットのレイアウトの改善
- ミーティングのアクセシビリティの改善
- 通話中およびミーティング中にマルチタスクを行うときのコントロールの強化
- デスクトップでのカスタム ステータスの有効期限の設定
- アプリでの iPad キーボード ショートカット
Meetings および Events
Webex Meetings および Webex Events デスクトップ アプリと Webex Events では、イマーシブ シェア機能を使用してコンテンツとともに自分をオーディエンス向けに表示できます。この機能の提供開始前は、ミーティングやイベント中はプレゼンタが共有コンテンツの隣に表示されていました。このイマーシブ シェア機能により、プレゼンタは共有コンテンツの前面に自分を表示できるため、オーディエンスに現実のプレゼンテーションのような体験を提供できます。表示する自分のサイズは、共有するコンテンツに応じて大きくも小さくもできます。この機能は、Share Content (コンテンツの共有) ポップアップ画面で「Show me in front of shared content (共有コンテンツの前面に自分を表示)」チェックボックスをオンにするだけで有効にできます。音声の強化
「Optimize for my voice」機能が Webex Meetings デスクトップ アプリと Webex Events で利用可能になりました。Webex は主要な話者とバックグラウンドの話し声を区別できるようになり、ミーティング中に「Optimize for my voice (自分の声に最適化)」を選択すると、マイクに最も近い音声のみがキャプチャされます。それ以外は、バックグラウンドの話し声が削除されるだけでなく、クリアな音声に影響を与えるすべてのバックグラウンド ノイズや部屋の残響も消去されます。この機能によって、ユーザーはノイズが多い環境でのミーティング中でも、参加者に対して自信を持って発言できます。Slido
9 月から、すべての有料版 Webex Meetings のユーザーが Slido にアクセスできるようになります。Slido を使用すると、これまでより魅力的なミーティングを実施し、よりインクルーシブな文化を養い、チームとのつながりを深めることができます。Slido には 6 種類の投票とモデレーションされた Q&A 機能があります。Webex での Slido の有効化と使用の方法については、このビデオをご覧ください。Events
今月より、新しい Webex Events と Slido の統合を開始します。この統合により、最大 5,000 名が出席できるウェビナーで、新しい方法でインタラクティブな投票や Q&A を行うことができます。Slido の詳細については こちらをご覧ください。 Microsoft 365 または Google Calendar に、予定された Webex イベントを簡単に追加できます。イベントの詳細ウィンドウからカレンダーの招待をダウンロードするか、登録確認メールからクリックしてイベントを簡単に追加できる方法を出席者に提供します。Calling および Meetings
マルチタスク実行中のコントロールの強化 先日私たちは、マルチタスクを改善するアクティブ セッション ウィンドウを発表しました。このウィンドウは、アクティブな通話またはミーティングが最小化されているか、他のアプリケーションに完全に隠れているときに自動的に表示されます。この機能は基本設定でいつでも設定、更新できます。タスクの実行中にこのウィンドウを表示したくないときはこのウィンドウをオフにし、タスクが終了した後に再度表示できます。通話やミーティング中のマルチタスクを、パーソナライゼーションとコントロールでさらに効率化してください。Meetings
外部のミーティングに参加するユーザーのコラボレーションの制限Webex は、組織全体にシームレスなコラボレーション エクスペリエンスを提供しながらも、IT 管理者が各組織のデータ セキュリティおよびプライバシー ポリシーを徹底して遵守できるように設計されています。今月は、ユーザーのコラボレーション エクスペリエンスのカスタマイズとコントロールをさらに強化する機能を IT 管理者に提供します。IT 管理者は、個人所有または企業所有デバイスで従業員が組織外部の人物とミーティングする際に、会社のポリシーに違反する特定の「ミーティング内」機能の使用を制限できるようになりました。ブロックできる機能は、チャット、ファイル転送、画面共有 + 注釈、Q&A、投票です。 タブレット上のレイアウトの改善これまでタブレットのユーザーは、一度に 4 ~ 5 つのビデオしか表示できませんでした。今回の強化により、ユーザーは iPad Pro および一部の Android タブレットで、ステージ ビューをさらにカスタマイズできるようになります。コンテンツの共有中はステージ ビューで 9 つのビデオを、コンテンツが共有されていないときはステージ ビューで 8 つのビデオを表示できます。 アクセシビリティの改善キーボード ショートカットを発見しやすくするために、ショートカットがツール チップに表示されるようになりました。 追加の Windows キーボード ショートカット Mac で利用可能なショートカットとの一貫性を維持するために、Windows のキーボード ショートカットを追加しました。またキーボード ショートカットは、ミュート、ビデオをオン、ビデオをオフを含むプレビュー ウィンドウでも機能します。Ctrl + Shift + E – 出席者を退出させる Ctrl + 0 – 共有コンテンツをビューアーに合わせるCtrl + N – ミーティングをロック/ロック解除Ctrl + Shift + Y – すべての参加者が同じ表示を見られるように、ページ、スライド、ホワイトボードの表示を同期Ctrl + Shift + F – ホワイトボードのフォント サイズを設定Ctrl + T – サムネイル サイドバーを表示/非表示Ctrl + Shift + I – ビデオに名前を表示/非表示Ctrl + B – Web ブラウザーの共有Ctrl + Shift + N – ホワイトボードのページを追加Ctrl + Shift + O – 自分のポインターをクリアCtrl + Shift + Del – すべてのポインターをクリアCtrl + Del – ホワイトボードのすべての注釈をクリアCtrl + N – ミーティングをロック/ロック解除 (Ctrl+ R – ミーティングのロック/ロック解除に変更する必要がある)アプリ エクスペリエンス
デスクトップのカスタム ステータスの新機能カスタム ステータスを設定すると、自分が従事していることや、コラボレーションできる日時、ランチを取っている時間、考えていることなどを、自分の連絡先に含まれる人たちに効率的に知らせることができます。私たちは、この新しいすっきりした UI にユーザーのステータスの有効期限 (時間と日付) を設定する機能を追加しました。これにより、ランチが 10 時間続いたり、とうに終わった PTO のお知らせが表示されたりすることがなくなります。 カスタム ショートカット管理者が組織のカスタム ショートカットを設定できるようになりました (左側のナビゲーションに表示されます)。ユーザーはアイコンの上にマウスを乗せると、自分が関心があるアイコンかどうかを確認でき、ショートカット アイコンをクリックすると、アプリ内で組み込まれたビューが開きます。頻繁に使用するサイトやデジタル ハブに最適な機能です。 iPad キーボード ショートカット iPad のパワー ユーザーは、外部接続している iPad キーボードの Command ⌘ キーを長押しすると、Webex キーボード ショートカットを表示できます。これらのショートカットは、デスクトップで利用可能なショートカットに対応しているため、移動してもシームレスに操作できます。今後も続く機能向上
これらの機能をご活用いただけることを楽しみにしています。来月も Webex App のエクスペリエンスに追加される新しい革新的な機能をご紹介しますので、ご期待ください。好きな場所で好きなように働ける方法をご覧ください詳細情報 アプリのダウンロードはこちら Webex App の詳細 無償トライアルの問い合わせ リソース Webex Suite の詳細 新しい Webex アプリへの移行の準備は整っていますか? Webex オンライン ミーティングに参加する 今後公開されるトレーニングセッションに参加して Webex について詳しく知る 製品のデモを見る Webex にサインアップする