スピード、使いやすさ、セキュリティ、メンテナンスの容易さ。 予測のつかない、世界規模のハイブリッド ワーク環境でつながりを維持するには、これら 4 つが欠かせません。Broadcom 社にとっても、これらは最優先事項でした。そのような状況において Broadcom 社は、Webex がクラウド通話を提供していることを知ります。 Broadcom 社はシリコンバレーを本拠地とするテクノロジー企業で、広範な半導体およびインフラストラクチャ ソフトウェア製品を製造しています。高成長を遂げた Broadcom 社は、拡大の足掛かりとして定期的に企業買収を行ってきました。 しかしその戦略には課題もあります。新しく企業が加わるたびに数千の新しい従業員のオンボーディングや、複数の国にわたる多くのオフィスをつなぐ必要が生じます。合併先の企業では異なるコラボレーション プラットフォームを使用していることも多く、それらを何とかして統合する必要もありました。 Broadcom 社のグローバル IT 責任者である Stanley Toh 氏は、この課題について次のように説明しています。「異なるプラットフォームを使用している場合、新しい拠点を会社のインフラに接続するために新しい回線を注文したり、新しいハードウェアを探したりするのは非常にコストがかかり、稼動までの時間も長くなります」 しかし Webex を使えば、状況は一変します。Toh 氏は言います。「今ではどのような障壁も気にする必要はなくなりました。ただ シスコに電話してアカウントをいくつか追加するだけです。非常に簡単です」ストーリーの詳細をご覧ください。
Webex によるクラウド通話
ソリューションを探すにあたり、Broadcom 社が重視したのはスピードと迅速な拡張性でした。オンプレミスの PBX システムを管理することは、どのような大企業にとってもコストのかかる複雑な作業ですが、Broadcom 社はシームレスなクラウドベースのソリューションである Webex Calling に着目しました。 「Webex Calling を利用することで、ユーザーに優れたコラボレーション エクスペリエンスを提供できます」と Toh 氏は語ります。「合併が成立したその日から、同じプラットフォームでコラボレーションを開始できました。何か月も待つ必要はありません」 Webex Calling を選択したことが功を奏して、Broadcom 社では 4 回の週末を利用して 25,000 名の新規ユーザーを追加できました。業務の中断も、エスカレーションもありませんでした。 「Webex アプリを使用して電話しているときに、Webex Meetings のインフラストラクチャ バックボーンを活用していることを、多くの人々は意識していないでしょう。背景ノイズのキャンセリング機能など、すべての電話で同じ機能を使用できます」と Toh 氏は説明します。「また、Webex アプリで Webex Calling を使用するときはいつでも、シスコのエンドツーエンドの暗号化が適用されます。つまり、複雑なセキュリティ システムを管理することなく、セキュリティ機能が利用できるということです」 Broadcom 社では Webex Calling を全社規模で活用しています。人事部門は Webex を使用して従業員のオンボーディング プロセスを完全に自動化および合理化しました。操作が簡単で、音声とビデオの品質もよく、エンド ユーザー エクスペリエンスに優れています。 「Webex によって実現した高度なイノベーションによって、経営がスムーズになりました。現在利用している、ミーティング、ビデオ会議、会議用ハードウェア、電話、コンタクト センターまで、Webex のサービスはすべて、1 つのアプリで管理されています」と Toh 氏は言います。 システム管理者の視点から言っても、Webex Calling はこれ以上ないほどシンプルです。設定、監視、トラブルシューティング、レポートがすべて、1 つの管理アプリで実行できます。 「クラウド通話への移行を検討している方には、考えるまでもなくこうアドバイスしたいですね。シスコ チームに電話して、今日から移行を開始してください、と」と Toh 氏は述べています。Webex で会社のコラボレーションのレベルを引き上げる方法について詳しくは、Webex の電話プランを確認いただき、当社までお問い合わせください。その他の記事 Rent-A-Center 社が全面的にクラウド通話を採用した理由 この 1 年の Webex Calling の振り返りと今後登場する魅力的なエクスペリエンス あらゆる規模や地域のビジネスに対応する Webex Calling の PSTN オプション