Webex Go: モバイルファーストのビジネス電話機能

On By Sonu Arora1 Min Read
Webex Go
ハイブリッド ワークとリモート ワークが幅広く普及した今、エンタープライズ モビリティはすべての企業の基盤になりました。使い慣れたお気に入りのデバイスを使用するユーザーに最高のコミュニケーション エクスペリエンス、つまり最高の操作性と品質を提供する上で、エンタープライズ モビリティはこれまで以上に不可欠となっています。 ResearchandMarkets.com によると、世界的な BYOD (Bring Your Own Device) 市場は今後も年平均成長率 (CAGR) 16.7% で成長を続け、2027 年までに 1,808 億ドル規模に達すると見込まれています。私たちは、WebexOne 2021 で「Webex Go」を発表しました。モバイルファーストの Webex の機能により、ユーザーは自分の携帯電話に搭載されているダイヤラーと Webex Calling の電話番号を使用して、セルラー音声ネットワークを介して発着信できるため、通話の安全性と企業ポリシー (義務付けられている通話の録音など) へのコンプライアンスを確保することができます。 Webex Calling のアドオン機能である Webex Go は、外回りの営業担当者、オンコールのナレッジ ワーカー、コンタクト センターのエージェントが勤務する企業など、ハイブリッド ワークを導入している企業に理想的な機能です。従業員は居場所を問わずに手元でエンタープライズグレードの電話機能を利用できるため、顧客は従業員がどこにいても連絡を取ることができます。 以下の WebexOne のデモでは、ユーザーが自分の卓上電話機の業務用電話番号を使用して、個人のデバイスで業務用通話を発着信する方法をご紹介しています。

ユーザー向けの Webex Go の設定

Webex Go は、Control Hub を数回クリックするだけで簡単にユーザーにプロビジョニングできます。プロビジョニングが完了すると、ユーザーはクイック セットアップ プロセスを開始するための QR コードとアクティベーション コードが記載されたメールを受信します。このプロセスが完了すると、ユーザーのモバイル デバイスに 2 番目の回線として Webex 電話番号が追加されて表示され、ユーザーはこの回線を使用して業務用通話を発着信できます。

ユーザーにとってのメリット

1.iPhone または Android フォンに搭載されている使い慣れたダイヤラーを使用して、一貫した通話エクスペリエンスを維持 モバイル デバイス向けの通信アプリケーションの多くは、アプリ内でソフトウェア ダイヤラーを提供しています。自分の携帯電話の通話ボタンを使用できないからといって、代わりにすべてのユーザーに業務用通話を発着信するためのアプリをダウンロードしてもらうのは容易ではありません。Webex Go は、お気に入りのデバイスの使い慣れたエクスペリエンスを活用するため、従業員は使い方のトレーニングを受ける必要がありません。また、Webex Go は既存の Webex Calling 番号と連動するため、別途、または新たに従業員向けにモバイル通話プランや携帯電話番号を用意する必要もありません。モバイル デバイスに Webex アプリもインストールされている場合は、Webex アプリが補足的なコラボレーション機能に即座にアクセスして総合的な電話エクスペリエンスを強化します。 combined Webex Go image 2.モバイル ネットワークを通じて品質の高い業務用通話を発着信 シスコはネットワーキング分野で優れた実績があります。当社のエコシステムと業界をリードするモバイル ネットワーク オペレーターが、ユーザーのモバイル デバイスを使用した業務用通話に高品質ネットワークを提供します。Webex Go から発信された通話は、セルラー音声 (5G/LTE) ネットワークを介して Webex Calling サービスに転送された後、Webex Calling によって内線または PSTN (公衆交換電話網) 電話番号に転送されます。したがって、Voice over IP (VoIP) を使用した「オーバーザトップ」型の通話よりも品質と忠実度が高い通話が実現します。また、エンド ユーザーが運転中や電車での移動中の場合や、セルラー データの接続性が低い地域 (モバイル エッジ ネットワーク領域など) でも、エンド ユーザーに卓越した品質のエクスペリエンスを提供できます。 着信通話は、ユーザーの Webex デスクトップ アプリ、ユーザーの卓上電話機 (存在する場合)、およびユーザーの携帯電話のダイヤラーすべてにかかります。ユーザーは、移動中、自宅に居るとき、または職場でも、サポートされている Webex デバイスに通話をプルするだけで、自分の携帯電話で業務用通話に出て会話を継続できます。 3.個人の ID とプライバシーをリスクにさらさない BYOD プログラムに参加している従業員は、便利で簡単に使える個人所有の携帯電話を業務でも使用する傾向があります。Webex Go は、便利なビジネス電話機能を提供することを前提に構築されており、ユーザーの個人携帯電話番号でなく業務用電話番号を外部発信者 ID として使用できます。 業務用ボイスメールと通話履歴は、企業の電話システムの安全な場所に保管され、企業の管理者は従業員の個人的なボイスメールや通話履歴にはアクセスできないようになっています。 4.エンタープライズグレードの電話機能を手元で使用可能 Webex Go のユーザーは、Webex Calling が提供するすべてのビジネスグレードの電話機能を活用できます。Webex デバイス、Webex アプリ、携帯電話のすべてで同一の業務用電話番号を使用できます。ユーザーが内線を使って他の同僚や部門 (セキュリティ部門など) と通話したいときは、携帯電話に搭載されているダイヤラーから発信できます。従業員には、自動応答メニューからも電話をかけられます。ヘルプ デスクの電話に応対している従業員は、デスクから離れることがあっても重要な顧客からの電話を逃すことがなくなります。これらすべてのエンドポイントに使用状況のステータスが反映されるため、同僚がいつ個人所有の携帯電話で業務用通話を行っているかを容易に確認できます。

企業にとってのメリット

  1. 個人のモバイル デバイスでの業務用通話にコンプライアンス ポリシーを適用
管理者は義務付けられている録音などの企業ポリシーを適用できるので、通話を行う方法や場所を問わずに企業は完全なコンプライアンスを確保できます。Webex Go は、従業員所有の電話に企業データや顧客データを一切保存しません。したがって従業員は、自分の個人デバイスを監視したり、制御を設定したりする必要はありません。企業は、個人所有の携帯電話を使用する従業員が業務用通話を行うときに、使用状況を追跡しないのではないか、意図せずにデータを漏えいのリスクにさらすのではないかと心配する必要はありません。録音、データ保持、通話のログ、分析、その他のコンプライアンス ポリシーは、個人所有の携帯電話で Webex Go 回線を使用して行われる従業員の業務用通話に引き続き適用されます。また Webex Calling の豊富な分析およびレポート機能を活用して、従業員と顧客のやりとりに関するインサイトを継続して取得できます。
  1. コストを削減
多くの企業は、従業員向けに会社所有の携帯電話やモバイル プランを購入しています。同時に、オフィスに電話システム (通常は PBX) と、付随する電話回線、電話番号、すべての従業員向けの卓上電話機も導入しています。ハイブリッド ワークから完全なリモート ワークに移行中の企業の場合、従業員の生産性を高める最適なデバイス セットとして、卓上電話機、Webex Go、またはその両方を提供するオプションがあります。企業は、ユーザーの Webex Calling 番号に Webex Go をプロビジョニングし、セルラー音声ネットワークを通じてこの番号をユーザーの携帯電話にリンクすることができます。したがって、自宅でも、オフィスでも、外出先でも場所を問わずに同様に機能する単一の統合電話プランを従業員に提供できます。Webex Calling との併用により、従業員は携帯電話での質の高いエクスペリエンスを維持しながら、ビジネスグレードの通話ソリューションを利用することができます。
  1. 容易な管理
Webex Go を利用すると、Control Hub に携帯電話がもう 1 つのデバイスとして表示されるため、従業員が使用するすべてのデバイスを一元管理することができます。 まとめると、Webex Calling のアドオン機能である Webex Go を利用することで、モバイル ネットワーク上での標準キーパッドを使用したモバイルファーストの電話エクスペリエンスと、単一デバイスで個人 ID と業務用 ID 両方へのシームレスなアクセスをユーザーに提供することが可能になります。

詳細については Webex Go にアクセスするか、パートナーまたはアカウント マネージャーにお問い合わせください。

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Sonu Arora
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Sonu Arora is currently a Director of Product Management for Webex Calling with over 15 years of progressive experience in executing key technology strategies.
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