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世界のグローバル化が進み、住んでいる地域や使用する言語に関係なくコミュニケーションができるように支援することが、これまで以上に重要になっています。私たち Webex チームは、コミュニケーションとコラボレーションの言葉の壁を取り払うことに力を注いできました。Webex は、コラボレーション プラットフォームとして初めて、AI による、英語から 100 を超える言語へのリアルタイム翻訳機能を実装しました。今後、さらに多くの言語をサポート予定です。自動翻訳でほとんどのユース ケースに対応できるものと思われますが、外交会談、法的手続き、大学のセミナーなどの重要なミーティングでは、それぞれの言語がもつ微妙なニュアンスをつかむために同時通訳者も必要になる可能性があります。
そうしたケースに対応できるように、Webex に「同時通訳」の機能が新しく追加されました。
Webex Meetings の同時通訳についてのビデオをご覧ください。
ミーティングの主催者は、ミーティングをスケジュールする際に「スケジュール オプション (Scheduling options)」の「同時通訳の有効化 (Enable simultaneous interpretation)」をオンにすることで、同時通訳を有効にできるようになりました。同時通訳を有効にすると、主催者は通訳チャネルをいくつでも作成し、通訳者を何人でも各チャネルに指定できます。ミーティングがスケジュールされると、すべての通訳者がミーティングに招待され、自分の役割について通知されます。主催者は、ミーティング中に参加者に通訳者の役割を付与して通訳チャネルを指定することもできます。ミーティングに参加した通訳者には、音声チャネルが自動的に指定されます。通訳を開始するには、ミュートを解除する必要があります。
また、必要に応じて、Q&A セッションなどで、どの言語からどの言語に通訳するかを変更できます。頭を休めるために、通訳者は通常約 30 分後に休憩をとります。主催者がチャネルに複数の通訳者を指定している場合、通訳者は、ボタンをクリックするだけで次の担当者にバトンを渡すことができます。ミーティングに参加すると、デフォルトの「フロア」音声チャネルが最初に設定されています。
参加者は、Meetings ウィンドウの左下にある新しいアイコンをクリックして、聞きたい音声通訳チャネルを選択できます。また、元の音声と通訳の音声の音量バランスを、好みに合わせて 0 ~ 100 の範囲で調整できます。 Webex Meetings に同時通訳が追加されたことで、Webex はさらに進歩し、使用する言語に関係なく、インクルーシブでリアルタイムなコラボレーションとコミュニケーション エクスペリエンスをすべての参加者に提供できるようになりました。
ミーティングの主催者と参加者は、リアルタイム自動翻訳、英語以外の言語での議事録、同時通訳を、ミーティングのニーズに合わせて選ぶことができます。言語や地域の壁を乗り越えたいときに、この機能をぜひお役立てください。
Webex をお試しいただくには、webex.com からアプリをダウンロードするか、営業チームにお問い合わせください。同時通訳やその他の機能をご体験いただけます。
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