政府版 Webex Contact Center Enterprise が FedRAMP 認証の優先権を取得

On By Thomas Wingfield1 Min Read
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FedRAMP 合同認定委員会 (JAB) は、FedRAMP Connect の最新ラウンドで政府版 Webex Contact Center Enterprise に優先権を付与しました。今後は暫定運用認定 (P-ATO) 取得に向けて JAB と連携していきます。JAB は FedRAMP の主要な運営組織であり、米国国防総省 (DoD)、米国国土安全保障省 (DHS)、米国連邦政府一般調達局 (GSA) で構成されています。委員会は毎年、JAB 暫定運用認定 (P-ATO) に進めるための約 12 のクラウド製品を選択します。JAB はこのたび、Webex Cloud Contact Center を FedRAMP 認定プロセスを進める 12 の製品の 1 つとして選択しました。

政府機関向けのセキュリティとエンタープライズ クラスの機能

政府版 Webex Contact Center Enterprise は FedRAMP Moderate インパクト レベルのエンタープライズ ソリューションで、ユーザーはセキュリティと広範な機能を備えた最新のコンタクト センター テクノロジーを利用できます。 政府版 Webex Contact Center Enterprise なら、豊富な機能と高度な安全性を併せ持つコンタクト センター サービスを提供できます。米国連邦政府とその契約業者や提携事業者に提供される FedRAMP Moderate レベルの製品機能により、Webex Contact Center Enterprise のユーザーはサイバー脅威に対する最新のセキュリティと保護を実現できます。Webex プラットフォームには同定と暗号化の機能が組み込まれており、ユーザーの情報やあらゆる機密情報を保護できます。

クラウドベースで革新性を高め、安全性と安定性で信頼を高める

政府版 Webex Contact Center Enterprise は、革新的な機能を活用できるクラウドベースの製品です。一方で、エンタープライズグレードのソフトウェアに欠かせない信頼性、安定性、安全性といった必須要件に対しても同等に力を入れています。クラウドの利点を活かすことで、新しいエージェントや新しい機能に対するニーズにも、サービスを迅速に拡張して対応でき、最新の機能セットを自社の都合に合わせていつでも実装できます。Webex クラウドは世界のあらゆる場所で、遠隔地への確実なアクセスを提供しています。 コンタクト センター エージェント

最も能力を要求される状況にも対応

政府版 Webex Contact Center Enterprise は大規模な組織向けに設計されています。広範なスケーラビリティ、詳細な分析やカスタマイズ可能な機能のほか、柔軟かつ生産性の高いエージェント エクスペリエンスを実現できます。対応可能なエージェントの数は 500 から 24,000 名に及び、どのような場合でも全員に同じエクスペリエンスを提供できます。エージェントを迅速かつスムーズに追加できるのも、Webex のクラウドベース アーキテクチャがあればこそです。ダッシュボードには分析のレポートが履歴データやリアルタイム情報とともに表示されます。チャートやグラフ、ダイヤルによってエージェントやネットワークの問題に迅速に対応でき、生産性と解決率を向上させることができます。 政府版 Webex Contact Center Enterprise はオープン アーキテクチャで、API を利用したカスタム統合により、コンタクト センター機能を他のアプリケーションに組み込むことができます。Salesforce、Microsoft Dynamics、Zendesk、ServiceNow などのビジネス アプリケーション用のコネクターが事前に組み込まれているため、ビジネス プロセスとワークフローを合理化して、接続率を上げるとともに応答時間を低減できます。 政府版 Webex Contact Center Enterprise の主な機能は以下のとおりです。
  • オムニチャネルの音声、メール、チャット​
  • コア着信呼自動分配 (ACD)​
  • 電話とボイスメール​
  • チーム コラボレーション​
  • 統合音声応答 (IVR)​
  • エージェントとスーパーバイザー用デスクトップ​
  • 一元的な管理ポータル​
  • レポートと分析​
  • API​

FedRAMP

Federal Risk and Authorization Management Program (FedRAMP) は米国政府規模のプログラムであり、クラウド製品とサービスに対するセキュリティ評価、認定、継続的モニタリングの標準的なアプローチを定めています。FedRAMP の目的は、政府機関に最新のクラウド テクノロジーの使用を推奨し、セキュリティや連邦政府の情報の保護に重点を置き、安全なクラウド ソリューションの採用を加速させることです。サービス プロバイダーが JAB の暫定認定を受けるためには、データの損失や盗難、マルウェア、スパムに対するデータ保護能力を実証する必要があります。その他にも、エンドツーエンドの可視性、すべてのアプリケーションとハードウェア コンポーネントの単一ユーザー インターフェイスからの管理、他の FedRAMP 認定セキュリティ プラットフォームやアプリケーションとの統合といった要件があります。 政府版 Webex Contact Center Enterprise を使用することで、政府組織は市民へのサービスをより迅速に実行でき、生産性と利便性を維持しながら有益なコミュニケーションを実現できます。FedRAMP 認定を受けたサービスを使って政府機関とコミュニケーションを取る必要のある組織にとって、当製品は拡張性や信頼性を備えた真のエンタープライズ レベル ソリューションです。さまざまな機能でビジネス機会を捉え、顧客からの問い合わせに的確に対応していただけます。
クリックして政府版 Webex Contact Center Enterprise の詳細をご覧ください
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Thomas Wingfield
Thomas Wingfield Cisco
Tom Wingfield is a consultant to Cisco managing product marketing for Webex’s government and public sector markets.
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